チームで仕事をしていく上で大切なのは、意思決定のスピードです。意思決定にかかる時間が短ければ短いほど、仕事の進む速度が増し、結果を出せるようになります。そのためには、成り行き任せに進めるのではなく、ある程度計画的かつ合理的に進めていかなければなりません。短時間で各プロセスを合理的に遂行していくポイントの一つとして「人数」が挙げられます。一体、どれくらいの人数がチームでの意思決定に最適な人数なのでしょうか。ここでは、意思決定に最適な人数とその人数で行うことのメリットを紹介していきます。
チームでの意思決定に最適な人数
チームで意思決定するために最適な人数は、多くても7人程度とされています。皆さんのチームはこの人数より多かったでしょうか?少なかったでしょうか?
AppleやFacebookなどはこれくらいの人数で組織の重大な意思決定を行っているそうです。では、7人で意思決定を行うことにどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからはメリットを見ていきたいと思います。
意見がまとまりやすい
まず1つ目のメリットとしては、意見をまとめやすく最終決定までの時間が短縮できる事が挙げられます。大人数で最終的な意思決定を行うと、多くの意見や主張が出てくるため、意見をまとめるのに多くの時間と労力を費やしてしまいます。
しか、7人くらいで意思決定を行えば、一つの目標に向かって各人が意見を調整していくため、その場で最終決定に漕ぎ着ける可能性が高まります。
様々な視点から意見が出る
2つ目のメリットは様々な視点から意見が出るということです。少人数で意思決定を行ってしまうと、間違った方向に進んでいったとしても、誰も気付くことなく意見を決定してしまう恐れがあります。
しかし、7人いれば様々な視点から意見を検証できるため、間違った方向に進んでいく可能性は低くなるでしょう。また、2人の場合は一対一であるため強い立場の人の意見が通ってしまう可能性がありますが、7人いれば自分の意見を出しやすくなるため、チームにとってより良い考えを取り入れることができるでしょう。
以上、チームでの意思決定に最適な人数とその人数で行うことのメリットを紹介してきました。人数が多ければ多いほど良い意見が出るという訳でもないので、チームを組む際は人数もしっかり意識しておくと良いでしょう。
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