面接対策として考えておかなければならないのが、受け答えの仕方です。個々の対策は綿密に準備し練習する人でも、受け答えの仕方で面接結果が振るわないというケースがあります。ここでは、面接で簡潔な受け答えをするために、具体的にどこをどう気をつければいいのか、説明します。
結論から話し始め、理由や経緯などの説明をする
質問の答えは、結論から話すようにしましょう。短い言葉で結論を述べ、そのあとで理由や経緯をつけくわえるのが、簡潔な受け答えをするためのコツです。
たとえば「当社を志望した動機は何ですか?」という質問に対しては、「はい、御社で、こういう仕事をしたいと考えたからです」という結論をまず言い、それから「御社は特にその部門において、すぐれた業績を残しておられると知ったからです」といった説明をするのです。結論から話すと、自然と話が簡潔になり、面接担当者にはっきりその内容を伝えることができるでしょう。
不要なくりかえしは省く
質問された内容をもう一度確認のために繰り返す人がいますが、簡潔に答えるのであれば、繰り返すことは不要です。聞きづらく幼稚な印象を受けてしまうこともありますので、質問された内容は繰り返さず、すぐに回答に移りましょう。
話し方のクセをなくす
「えー」「あのー」といった言葉の癖は、なるべく省くようにしましょう。「えー」や「あのー」といった言葉は、大変耳障りで、不快だという人も多いです。クセを出さないように意識して話しましょう。
ここでは、面接の受け答えを簡潔に行う方法を紹介しました。面接でよい結果を出すためには、答えの内容とともに、その表現方法、つまり受け答えのしかたも大切だということを認識して、十全な準備をしてください。
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