面接で良い評価を得るためには「自己PR」や「志望動機」も大切な要素ではありますが、それよりも第一印象や声の大きさ抑揚、高さの方が大切になります。面接は人と人のコミュニケーションである以上、第一印象の良し悪しが面接の評価を左右するのです。ここでは、「声」に焦点を当てて面接官に良い印象を与える「発声」のポイントを見ていきたいと思います。
椅子には浅めに座る
面接官に良い印象を与える「声」を出すために重要になるのは座り方です。意外と意識できていない人も多かったのではないでしょうか。きっと多くの人は、椅子の背もたれにもたれ、背中をまるめて座っていることでしょう。この座り方では、声も出にくくなってしまいますし、面接官にもくたびれた印象を与えてしまうため第一印象は悪くなってしまいます。
椅子には、浅く座り背筋を伸ばすことを意識して座るようにしましょう。その状態で座れば、お腹にも力が入るので面接官にも聞きやすい声を出せるようになります。細かいテクニックではなく、まずは座り方を意識することから始めてみましょう。
大きく口を開いてハッキリ発する
話の内容が聞き取りづらい人の多くは、あまり口を開けずに話しています。大きく口を開けて話すようにすれば、聞き取りやすい「声」に生まれ変わるはずです。意外と自分で大きく口を開けたつもりでも、あまり開いていないことが多いので、鏡などで確認しつつ自然と口を大きく開けられるようになりましょう。
また、口を大きく開けて話すようにすると自然と話すスピードも遅くなるので早口になってしまうことも防げます。面接の最初で挨拶・自己紹介をする時は口を大きく開けることを意識しておくべきでしょう。
以上、面接官に良い印象を与える「発声」のポイントを紹介してきました。「声」も第一印象を良くするための大切な要素です。身だしなみばかりを意識するのではなく、面接で話す時の「声」もきちんと意識しておくようにしましょう。
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