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営業マンなら使いこなすべき!?営業目標シートを使う目的とその使い方

藍原優

2014/02/15(最終更新日:2014/02/15)


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by Rodrigo_Soldon
 営業職で活動する人なら知っておきたいのが、営業目標シート。「突然、営業目標シートを作るようにいわれた」「これから導入をするらしい」という会社も多いかと思います。普段の営業活動に加えて、更に仕事が増えてしまいそう…と思いがちですが、自分自身にも役立つ資料となる営業目標シート。その使い方や活用術、そこから得られる有益なポイントなどをまとめました。

営業目標シートとは?

 営業目標シートとは、一言で表現すると「作業の明瞭化」ができるツールです。一般的には、会社、支店、部署といった内容や数字の目標や年間や月間など、より細分化し個人へと分かれていく営業目標が組み込まれています。

 時には、経営方針に沿った「◯ヵ年計画」や「1年での目標数字」など掲げられます。その中で、個人としては「何をどう、どこまで頑張れば良いのか?」という作業の明瞭化を導き出してくれるのが、営業目標シートと言えます。会社によっては、更に掘り下げを行っていき、より個人の作業を明瞭化した、クライアントとの進捗状況や活動目標といった営業目標まで取り入れたシートもあります。

営業目標シートの使い方と活用術

 営業目標シートもその目的に併せて様々な使い方や活用術があります。

・営業組織全体の目標や実績、予材量をまとめた「売上計画管理票」
・クライアントごとに進捗状況や予材管理をまとめた「商談シート」
・個人の営業活動に対する動向や進捗状況をまとめた「予材管理票」

 また、営業目標シートの中で共通している使い方や活用術は、

・最終目標に向けて、どう細分化していくか
・細分化された作業内容を、どう取り組んでいくか
・取り組んでいく作業内容が、最終目標に繋がっていくのか

 という、3つのトップダウンとボトムアップを意識した取り組みです。全社をまとめた大きな目標とそこから細分化された目標数字が有り、目標を意識した活動内容が記載されています。そして、その方向性が間違っていないか、適宜確認するための最終目標内容をチェックし、様々な視点から営業活動を見直すことに役立つのが営業目標シートです。

営業目標シートを用いる理由

 一見、営業目標シートと聞くと会社に役立つものだったり、営業個人の負担が増えるようなイメージを抱く人も多いですが、営業目標シートを用いる理由には明確な目標の方向性や、誤った活動の軌道修正など、個人の営業活動の見える化に役立つものとなってくれます。

 

 ここでは営業目標シートの意味と使い方を紹介しました。営業目標シートは、作業の効率化を図ったり、新たな視野やの発見など、自分自身のスキルアップにも繋がってくれるものとなります。ただ作成するだけで終わらせない営業目標シートこそ、本当の価値が生まれてきます。

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