会社から出される年間目標やスローガンがあると思いますが、営業職として成果を残したいのであれば個人的な目標を作るべきです。個人的な目標を定めることで、目標達成に向けた行動だけでなく、スキルや知識、経験の向上へと繋がっていきます。ここでは、営業職が知っておくべき目標設定の方法を紹介したいと思います。
チームの目標を個人レベルまで落とし込む
営業には、「月間○○件契約」「月間○○円売り上げる」といったチームの目標が毎月掲げられるでしょう。しかし、その目標を達成するために一生懸命働いていても、自分がどれだけ目標達成に貢献しているかが分かりにくくなってしまうためモチベーションが上がらなくなってしまうことがあります。
そういった状況に陥らないためにも、チームの目標を細かく分解し、自分が毎日すべきことを明確にしていきましょう。例えば、「毎日テレアポを200件かける」「毎日アポを10件獲得する」といったものです。
そういった目標を掲げると、契約を重ねるごとに、目標へと近づいていく達成感を得ることができます。加えて、その成果目標を達成するために、具体的な対策を考えたり、目標を適宜改善するなど、考え方を広げる効果もあるため、新人営業マンからベテランの営業マンまで、長く使える個人の目標設定といえるでしょう。
自分が習得したいスキルから逆算する
目標設定のもう一つの方法が、自分が習得したいスキルから逆算するという方法です。習得したいスキルは具体的に下記のようなものが挙げられます。
・商品の歴史、過去や他社との比較など徹底的に知識を深める
・どんな話題でも対応できるように様々なジャンルのトレンドを押さえる
・新規電話営業でのトークを幅広く持たせる
・ステップメールやアフターフォローメールなどを習得する
そして、そういったスキルを習得するために何をすべきか考え、具体的な行動を明確にしていきます。例えば、「資料を集めて熟読していく」「○種類の新聞や雑誌をチェックする」「○○の資格を取ってみる」などです。売上には、直接結びつかないかもしれませんが、営業活動を行っていく上でのモチベーション維持に役立つと思います。
以上、営業職が知っておくべき目標設定の方法を紹介してきました。チームの目標ではなく、個人レベルの目標を設定することで高いモチベーションを維持したまま営業活動に臨むことができるため、安定して成果が出せるようになるのではないでしょうか。また、安定して成果が出せる営業マンになれれば、会社に必要不可欠な人材になれるはずです。
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