Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏やソフトバンク創業者の孫正義氏など起業して成功を手にする人は限られており、多くの人は起業後1年〜2年の間に失敗してしまうのです。ここでは、起業で失敗してしまう人の特徴と失敗を防ぐためのポイントを紹介していきたいと思います。
多くのことをやろうとする
起業で失敗してしまう人の特徴は、起業して間もないにも関わらず複数の事業を立ち上げるなど、手広く色々なことをやろうとすることです。起業直後はリソースも限られており、複数のことを同時に行えるほどの時間もお金もありません。複数の事業を行った方が、成功の確率が高まるかもしれないと考えてしまう人がいますが、それは違います。
上記の言葉はApple創業者スティーブ・ジョブズ氏が残した言葉です。起業して事業を軌道に乗せていくためには、一つのことに集中して取り組んでいく必要があります。そのためには、大事なこと以外の全てに「ノー」と言えるだけの覚悟を持ち合わせておくべきでしょう。
闇雲に突き進んでしまう
起業には「勢い」が大切だと考え、きちんとした計画を持たずに起業してしまう人はたいてい失敗します。もちろん勢いも大切ですが、それはしっかり定まった計画があってこそです。
これはソフトバンク創業者の孫正義氏が残した言葉です。起業する前に、自分たちがどの分野で勝負を仕掛けるのか明確に定め、ある程度の行動計画を持って起業すれば失敗の確率は下がるはずです。何の計画も持たず、勢いだけで起業してしまうのは「無謀」と言えることですので、起業して成功を手にしたいのであれば、きちんとした計画を手にしてからにしましょう。
以上、起業で失敗してしまう人の特徴と失敗を防ぐためのポイントを紹介してきました。起業する環境が整い、起業しやすくなった今だからこそ、しっかりとした考えを持ってから起業するべきなのではないでしょうか。
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