競争が激しくなったきた今、企業が勝ち残っていくためには他社とは一線を画すような戦略を持たなければなりません。そういったことを分かってはいるけれど、実践するのは難しいでしょう。ここでは、他社とは一線を画す戦略で成功した企業を紹介していきたいと思います。
「ステーキくに」の成功事例
「ステーキくに」が行った戦略は、少ない人数で経営できる新店舗を造ってしまうと言うものです。外食チェーン店であるにも関わらず、少ない人数で店を管理するのは難しいのではないかと思ってしまいがちですが、「ステーキくに」はその難点を立ち食いという形式を取ることにより解消しました。また立ち食いにより人件費も削減できたことで、普段出している肉を半分の値段で出すことが可能になり、客足を従来の約2倍に伸ばすことに成功したのです。
外食チェーン店だからといって、とにかく人を集めようとするのではなく、今ある人材をどのように活用すれば無理なく店舗を増やすことができるのかという部分に着目したことが「ステーキくに」の成功理由でしょう。
リンガーハットの成功事例
リンガーハットも同じく人手不足に悩む問題を抱えており、どうすれば良いかと頭を悩ませていました。そこでセルフ式の店舗を採用することと同時に効率よく料理が作れる機材の追加導入を行いました。結果として、リンガーハットも同じく売上を伸ばすことに成功し、また少ない人員で店を回すことが十分可能となったのです。
リンガーハットの場合は人員を確保するのではなく、セルフ方式を採用したり機材の導入により作業効率の向上を図っています。また、リンガーハットでは従業員からも作業効率が上がる方法を上層部に提案することができます。そういったことが、新しい取り組みを促進させているのではないでしょうか。
以上、他社とは一線を画す戦略で成功した企業を紹介してきました。「ステーキくに」「リンガーハット」を参考に経営戦略を考えてみるのも良いのではないでしょうか。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう