経営者など実際に企業を経営していたり、経営コンサルタントなど客観的に企業を眺める立場でない限り、その企業の経営指標を分析するといったことはしないと思います。
しかし、会社経営の分析を定期的に行っていかないと自社や他社の経営状況を把握することが出来ず、その状況に応じた戦略を取ることができなくなってしまいます。例え一社員だったとしても、自分の企業の経営状況を把握するとこ言うことは重要な事なので、頭の片隅にでも置いておくようにして下さい。
経営分析をすることは、会社を知ること
経営指標とは、経営の状態を捉えるための項目のことで、財務的な数字や比率などが用いられる。代表的なものに、総資本経常利益率というものがあり、これは企業の形状的な活動による業績の良い悪いを示すときに使われる最も基本的な指標です。
経営状況を分析するということは、すなわち会社を知ることに他なりません。会社を正しく知るためには、定性分析(財務分析)と定量分析(戦略分析等)に分け「数値を的確に押さえること、その原因を経営活動に照らし合わせること、数値では分からない部分に対して踏み込んで調べること」の3つが必要だとされています。
経営分析のポイント
なぜ経営分析をする必要があるのかというと、先述の通り自社の戦略を見直すため、つまり自社の足元を見つめなおすための作業です。経営活動の結果として出された数値を、収益性・成長性・生産性・安定性などの定量的指標と、人材や教育などの定性的指標で理解することと、その原因を合わせて理解することで経営の実態を把握する事ができます。
したがって、経営指標を利用し経営状況を的確に把握しすることによって、問題発見と今後の見通しを立てることが出来るという点で、この経営分析はとても有効であると言えるのです。
一言で経営分析と言っても、様々な要素が絡み合っており非常に複雑なので、興味のアタは本格的に勉強してみることをおすすめします。ただ会社に通勤して働くだけでなく、もっと自分の会社について知ってみるもの良いのではないでしょうか。
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