上司しかできない仕事を急ぎでお願いしなければならない場合や、上司にやって欲しい仕事をお願いする場合、あなたはどのように伝えますか?「これ、急ぎでお願いします!」「これ、やってください!」なんて言ってしまったら上司の気分を害してしまう…でも、どう伝えれば上司の気分を害さずに上司を急がせたり、仕事をお願いすることができるのだろうか?本日はその解決法をお伝えしていきたいと思います。
上手に上司に伝える7つのパターン
上司に言いにくいことを上手に伝えるための言い方は、実は7パターンあるのです。その7つのルールを覚えておけば、あなたは上司の気分を害さずに、言いにくいことをきちんと伝えられるようになるのです。それでは、7つのルールを見ていきましょう。
上記の7つのルールに従って、伝えやすい方法を探していくのです。例えば、
ルール(1)相手の好きなこと
「この企画に部長も大変乗り気になっています。部長の気が変わらないうちに、今すぐ承認していただけますでしょうか?」「この資料の図案なのですが、先輩の作る図の見やすさには誰も叶いません、私が他の部分を担当しますので、先輩には図案のほうをお願いしてもよろしいでしょうか?」
ルール(2)嫌いなこと回避
「得意先の○○様からきょう午後イチで資料を持ってくるようにと言われました、今すぐとりかからないと間に合わないので、今ここで承認をしていただけますか?お忙しいところ申し訳ありません。」「今日中にこの資料を発送しないと納期までに納品してもらえなくなりそうです。今日の会議前までに目を通していただき承認していただいてもよろしいでしょうか?よろしくお願い致します。」
ルール(3)選択の自由
「この資料を3日後までにお客様に届けなければなりません、最後に○○部長の確認が必要で、部長がいる明日の朝か夕方しか部長に確認してもらう時間がないので、それまでに作成をお願いします。明日の朝と夕方どちらに資料を受け取りに伺えばよろしいでしょうか?」
ルール(4)認められたい欲
「今、私が担当している案件がいくつかのトラブルのため解決方法が見つけられず困っています。いつも素早く解決している先輩のお力をお借りできませんでしょうか?」「先日の先輩のプレゼンには大変感動しました。そのプレゼンの反響がとても大きく、たくさん問い合わせがきているのですが、私だけでは対応しきれず、少しだけ一緒にお願いできませんでしょうか?」
ルール(5)あなた限定
「この対応をお願いできるのは○○先輩しかいません。お願いできますでしょうか?」
ルール(6)チームワーク化
「私たちのアイディアだけではどうしてもインパクトが足りず、○○先輩の意見をぜひお聞かせいただけませんか?」
ルール(7)感謝
「先日の成功は先輩のお力添えのおかげです。ありがとうございました。お忙しいところ申し訳ありませんが、新しい企画書に目を通していただけますでしょうか?またご指導お願い致します。」「いつもお忙しい中お時間を割いていただきありがとうございます。あと一点、こちらの承認だけお願いできますでしょうか?」
まとめ
上記のように、7つのルールの中からあなたの考えやすいルールを見つけ、それを利用するのも良いですし、上司や先輩の性格に合わせたルールを採用してみても良いでしょう。伝え方ひとつで、上司や先輩の協力が得られることは大いにあるのです。あなたもぜひ活用してみてくださいね。
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