通常、作業効率や情報共有の仕組み化のために、仕事を進める時はチームで行なう場合が多いです。チームで仕事を進める場合は、まずそのチームが進む先、つまり方針が明確でなければなりません。
チームの方針を決定するのは主にリーダーが担うことになる場合が多いですが、ここではリーダーの役割を含めチームの方針の決め方という部分に注目していきたいと思います。
何を重要視するのか
国会でも施政方針演説があるように、まずはじめに、方針や仕事についての姿勢を示さなければいけません。そうしないと前に進むことができず「あのチームは何がしたいのか」ということになりかねません。
チームとして何を重要視していきたいのかといったことは、チーム全体で企画したり、提案したりしていかなければなりません。あくまでもチームワークとしてメンバーが仮の方針を示さなければいけないのです。その過程において、リーダーとは影で支え、最終的に後で誰からも慕われる存在であって欲しいものです。つまりチームの方針は、メンバー全員で話し合った上でリーダーが決定すべきであるといえます。
優先順位の付け方
あがってきたいくつもの意見をまとめ、方針を定めるというプロセスにおいて難しいのが方針に対する優先順位を付けるということです。メンバー全員の意見を集約するというのは大変であり苦心する部分です。
スムーズに決めるためのポイントとしては、長期的・中期的・短期的というカテゴライズをし、それぞれのフェイズにおける方針を決めていくことが有効です。もちろん最終的なゴールは変わらないとしても、その途中の過程においての目標を定めないと、予定がずれてしまった時に対応するのが難しくなります。
常に柔軟に対応できるように、方針は細かく定めていくことは大切です。その中で、メンバーの意見をまとめ優先順位をつけていくことをお勧めします。大抵の場合は、フェイズがごちゃ混ぜになって意見を出してくるので、整理することでスッキリしてきます。
方針は指針でもあり計画を遂行するために大切なことです。チームを活気づけるためには責任をある程度持たせ、「その方針は間違っていなかった」という結果でなくてはなりません。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう