プレゼンの中には要旨がいまいち不明な物や理解に苦しむものがあります。そのようなことにならないようにするにはどうすればよいのか。プレゼン発表の上手な要旨の書き方について説明します。
要旨をスライドの初めに持ってくる
要旨がお客様に伝わらない、既に発表したにも拘らず気づいていただけないと言った方に多いのが構成を複雑にしていることです。複雑な書き方をしなくても要旨をお客様に伝えることはできます。するとお客様の心を掴んだ状態ですので普段話すよりもお客様に伝わりやすいです。
注意点は、長々と要旨を書かないことです。要旨は単純明快な方がお客様に伝わりやすいです。例えば1行で仕上げてしまったり、お客様に要旨を見えやすくするために文字を大きくしたり工夫をするとより理解してもらえるでしょう。
要旨を自分から言ってしまう
一番お客様に伝わりやすい方法が直接自分で言ってしまうことです。しかし、今までも自身で説明してきたのに効果は無かったと言われている方は発表方法が間違っている可能性が考えられます。話の流れで今日はこのように話しますと言っても説得力がないし、お客様も話を聞き流してしまう恐れがあります。
例えば、皆様に大事な話がありますと言ってお客様の視線をプレゼン画面に釘付けにしてから説明したり、今日の大事なポイントはこちらになりますと大々的にアピールしてみるのも効果的です。すると、お客様や聞いている方々にもここが重要な項目なのか、もしくは今回の話の流れはこのように話すのか、と理解してもらえるでしょう。
ただし、要旨を自身の口から言う時には小声では伝わるものも伝わりません。その時だけ声を一段階上げたり熱意を込めるようにして話すとお客様に伝わりやすくなります。皆様もただ単に説明をするのでなく、必ず一工夫をして発表するようにしてみましょう。
最後に、要旨をお客様に伝えることは書き方だけでなく発表にも関わってきます。そのため、例え書き方が良くとも発表の仕方がお世辞にも上手でない場合は伝わりにくくなってしまいます。そのため、皆様も伝わる要旨の書き方だけでなく、発表の仕方も上手な方から学ぶようにしてみましょう。
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