新入社員に限らず人事異動等で会社が歓迎会をしてくれると言うのは大変、有難いものです。まだ右も左も分からず、これから戦力となって頂く為の決起会でもあります。朝礼でも滅多にお話が聞けない役職の方、部署が違えば、殆どお会いしない役職の方からのお言葉を頂戴出来るというチャンスだと思ってご挨拶を聞いて下さい。
最初に頂戴する言葉というものは厳しい挨拶としては少ないはずですが、一生「あの時の挨拶が」という思い出を残したりやる気を感じたりするものです。ここでは、誰から挨拶をすべきかという順番をご紹介します。
歓迎会での大企業での挨拶の順番
大手企業の場合、出席者も多いですがメインは新人です。冒頭の挨拶からいきなり社長が最初に挨拶するということは少ないです。まず今まで配属先決定までいろいろお世話になった人事部長から挨拶を頂戴し順番として乾杯の挨拶も兼ねて事業本部長が代表して行うことが多いです。
なかなか専務、常務という役職の高い方が歓迎会で冒頭にご挨拶するのも稀なはずです。しかし挨拶はされなくても、新人がある程度、宴も進んで来れば専務、常務、部長、次長、課長という順に挨拶に伺えば「頑張って下さい」というお声をかけて頂けるはずです。あまり部や課が多い企業の場合、役職の方が多いので、皆に挨拶するのも大変なので直属の部長以下に挨拶しておけば良いと思います。最終的に一言、締めのご挨拶とエールを兼ねて社長から人事部長を通してお言葉を頂けるはずです。
中小企業の場合は社長から挨拶を
中小企業なら一通りお顔を覚えて頂く事や一緒に仕事をする近い関係になる場合もあるので、順番としては社長、専務の順番でご挨拶を頂戴します。お酒の席と言っても歓迎会ですから無礼講とは言い難いです。大手企業より親しみがある会話を歓迎会の最中に見られる光景が多いものです。
歓迎会も終わり近づき、締めのご挨拶となれば、ここは少し酔っていても気を引き締める意味でもう一度社長よりお言葉を頂戴したいものです。歓迎会の中で一通り他の役職の方とご挨拶が出来ている事が多いと思いますので、社長から係長、主任迄の順番に役職順の挨拶はまずありません。部署、課が正式に配属され個別に歓迎会を開いて頂いた時に改めてご挨拶を頂けるはずです。
いずれにしても自分が選んだ会社のトップ、お世話になった人事部長、これから配属になる担当部長のお言葉は心に沁みるものです。今後、いろいろと勉強し、怒られる事があっても、新人の時に頂いた「これから大いに期待しています」という言葉に是非、応えて一日でも早く仕事に慣れて戦力になって頂きたいものです。
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