社会人になると風邪だからといって簡単に休めるわけにはいきませんし、休む時にも色々と行なう必要があります。仕事は一人で行っているわけではないので、学生のように会社に連絡すれば良いというわけではないのです。
一人の行動が全体に迷惑を掛けてしまう事があるので、それを防ぐためにも風邪を引いてしまった時に取るべき社会人のマナーについてご紹介します。
出社する場合
軽い風邪程度では会社を休むわけにはいかないので会社に行くと思います。しかしこの時には周囲に迷惑を掛けないようにマスクをする必要があります。そして体調は無理して、他の社員の人に感染していては大迷惑となるので、状況をしっかり把握する事がマナーです。
更に営業など他の会社に出向く時には、事前に風邪という事を伝えておき、どのように対処するのかを聞いておく事も大事ですので、自社だけでなく他社の事も同時に考えていく必要があります。
特に冬はインフルエンザなどの可能性もあるので、事情を会社に話した上で、病院に行ってから医者に判断を仰いでもらうのも良いです。インフルエンザには潜伏期間があるので、軽い風邪だと思っても気を付ける事が重要な事になります。
休む場合
まずは上司に連絡をして状況を話します。これは始業前に行うのですが、携帯電話の番号が分かれば1時間前くらいに、会社に掛ける時には10分前までに連絡する事が重要な事です。この時に電話に出なかったりする場合もあり、留守番電話などになる事もありますが、伝言を残して終わりではなく、直接電話に出るまで掛けるようにします。留守番電話などでは必ず伝わるという事ではないですし、直接伝えるのがマナーです。
その上で引き継ぎを自分で行ったり、上司に頼むなどして対処をします。もしも営業先で誰かに会う場合などには、営業先の先方にも忘れずに伝える事が求められます。この時にその日に必ず行かなければならない時には、引き継ぎなどを行ったり、会う日を変更してもらうなどしてもらう必要があります。これを行わないと色々な所で迷惑が掛かるので、風邪で辛い状態ですが行うようにしましょう。
早退をする場合
風邪といっても出社前だけでなく、仕事をしている最中にもなってしまう事があります。この時にも上司に連絡をした上で早退するようにします。そして引き継ぎを行い、その日に行われる事を一通り話して、何かあった時の連絡先を教えておく事も重要な事です。
更に休む時と同様に打ち合わせなどがある時には、連絡を行って日程の変更などを行っておきます。この引き継ぎは予定の引き継ぎだけでなく、その時に必要な書類やデータなども同時に引き継ぎを行う事も忘れないようにします。これを忘れると、仕事を引き継いだはいいものの、仕事が進まないのであれば意味がなくなるからです。
このように社会人が風邪を引いた時には、出社するにしても休むにしても、やるべきマナーがあります。体調が悪くなると頭の回転も働かなくなりますので、前もっとにどのように動けばいいかマナーをチェックしておく事によって風邪の時のすべき対処が出来ます。
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