仕事上のミスは起こさないことがベストですが、現実問題として、人間誰しもミスをすることはあります。ミスが万一起きてしまった場合、次の3点を確実に実行しましょう。
・上司にスピーディーかつ正確に報告する
・今回起こしたミスの対策を責任を持って行う
・ミスの再発防止策を立てる
そうすれば、あなたは信頼できる人材として上司に評価されます。 今回は、上司に対するミスの報告方法について気をつけるべきことを見ていきましょう。
1. ミスが起きた際には、できるだけ早く報告する
人は誰しも「ミスは隠したい」と思うものですが、ビジネス上はNGです。 可能な限り早急に上司に報告しましょう。 また、報告する際は、真摯な態度で臨みましょう。 ヘラヘラした態度や他人にミスの責任をなすりつける態度は、あなたの評価を下げるだけですので、絶対に避けましょう。
2. 上司への1回目の報告
ミスを起こして最初に上司に報告する内容は、
・ミスの内容(何をどのようにミスしたか)
・ミスが及ぼす影響(ミスによって、誰にどんな影響を与えるか)
・今回起こしたミスの対策(ミスをカバーするために何をすべきか)
の3点です。まずはこの3点を早急に上司に報告し、今回起こしたミスの対策について確認を依頼しましょう。ミスを起こした後、早急に対策を実行することで、ミスの影響を最小限にとどめることができます。
3. 上司への2回目の報告
最初の報告を受け、2回目の報告では、
・ミスの対策の進捗状況(誰に何をどう実行したか、実行したことによって問題は起きていないか)
・ミスの再発防止策(今回起こったミスを再発防止するために、今後何をすべきか)
を報告し、上司に確認をお願いしましょう。 ひとまず起きてしまったミスに対しては、適切な対策を早急に取ることが大切ですが、ミスが起きた時に最も大切なことは、「今後、同じミスを再発させないこと」であることを肝に銘じておきましょう。
ミスは、1回目の発生なら適切な対策を取れば許されますが、2回目以降の発生はあなたの評価を大きく下げることとなります。 仮にお客様に対して、同じミスを複数回発生させたら、お客様はあなたに二度と発注しないでしょう。それだけ、ミスの再発はビジネスパーソンの信用を損ねるものなのです。
いかがだったでしょうか? ビジネス上、ミスを起こさないことが最良であることはもちろんですが、 ミスを起こした後のあなたの態度・行動が、上司の評価につながります。 最後に、上司へミスを報告する際に心がけるべきキーワードは、「スピーディー・正確・真摯」です。確実に実践しましょう。
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