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資料作成に使える!PowerPointでのきれいなフローチャートの作り方

Shingo Hirono

2014/02/08(最終更新日:2014/02/08)


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 作業の工程やシステム処理の順番を整理する際、フローチャートを書くという人は多いのではないでしょうか。自分用のメモとして作図するのであれば、フローチャートが綺麗かどうかはこだわらなくても良いですが、プレゼン用資料として作成するのであればPowerPointで作る人も多いと思います。そこで、PowerPointでのフローチャートの綺麗な作り方を紹介します。

ボックスの大きさをそろえる

 フローチャートの各要素は、それぞれの作業内容ごとに書かれる文字数が違うため、ボックスの大きさが不揃いになってしまいがちです。バラバラな大きさのボックスが並んでいると、フローチャート全体がごちゃごちゃした印象になってしまうため、それぞれのボックスの大きさを揃えるようにしましょう。

 そうすると中に書かれる文字数が少ないときはスカスカになってしまうかもしれませんが、それでも大丈夫です。もし文字数が多くて収まらないという場合は、言い回しを変えるなどしてボックス内に収まるように工夫しましょう。作り方としては、初めに各種類のボックスを一つずつ作り、大きさを調整しておきます。そして、これらをテンプレートとし、フローチャートでボックスを使用するときには、テンプレートをコピーして使用するようにしてください。

矢印線をまっすぐにする

 各ボックスを結ぶ矢印線がガタガタしていたり曲がっていると、見た目も悪く、分かりにくいフローチャートになってしまいます。そこで各ボックスの縦・横の高さを合わせて整列させると良いでしょう。その際、PowerPointには「配置」メニューという機能があるため、一つ一つを矢印キーで調整する必要がありません。

 また、矢印線も通常の「矢印」ではなく「カギ線矢印コネクタ」を使用するとフローチャートが枝分かれする場合でも、矢印線が斜めにならず縦・横が真っすぐになります。このとき、枝分かれ先のボックスの縦横が揃っていると、矢印線の枝分かれ部分もきれいに揃うため、矢印線を「配置」メニューを活用してください。

時系列を合わせる 

 多くのフローチャートでは、作業が途中で枝分かれし、並行して進む場合が多いでしょう。例えば、片方の枝分かれでは作業項目が多く、もう片方では作業項目が少ないとします。この時、ボックスを最初から等間隔に並べたのでは作業の少ない枝は多い枝にくらべて早く終わってしまうように見えてしまいます。しかし、実際はそうでないことの方が多いでしょう。

 そこで、それぞれのボックスの作業時間を考え、作業時間の長いボックスでは間隔を広くとり、同じくらいのタイミングで行われるボックス同士が揃うように調整すると良いでしょう。


 以上、PowerPointでのフローチャートの綺麗な作り方を紹介してきました。相手の目を引くプレゼン資料を作成するためにも、フローチャートを作成する際はここで紹介したポイントを意識してみると良いでしょう。

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