エグゼクティブ向けの転職サービス「ビズリーチ」は、現在グループ会社を含めた社員が300人を突破し、「zuknow」というアプリをリリースして教育分野にも進出するなど、非常に波に乗っています。中でも2013年度に100人以上の採用を行ったことで注目を集めました。
企業にとって優秀な人材を採用できるかできないかは、会社の存亡にも繋がる重要な鍵となります。一般に人材の採用にはコストも大きくかかるため、慎重になる必要があります。しかしビズリーチは、社員200名弱から年間で100以上の社員を採用しています。
業界を驚かす程の成果を挙げたビズリーチの採用活動にはどのような成功の理由があるのでしょうか。
創業時は全く仲間が集まらなかった
ビズチーチの代表でもある南壮一郎氏の著書「ともに戦える『仲間』の作り方」において、「創業時には『そんな事業は成功するはずが無い』と多くの人に断られた。」とあります。このように、創業時には採用に関する苦労を嫌という程味わったのです。
社員全員がリクルーターとなる
一般の企業であれば、採用に関する一切の活動はいわゆる「人事部」に預けられます。求職者と会社をつなぐ窓口は常に「人事部」なのです。
これに対して、南氏は「ビズリーチの社員全員がリクルーターである」と話しています。社員一人一人が、一緒に働きたいと思った人に対して能動的に採用活動を行うのです。
創業期に仲間集めに苦労した南氏は仲間を集めることの大変さを知っているからこそ、会社にこのような文化を根付かせることができたのでしょう。
月に1度開催されるピザパーティー
またビズリーチでは、月に1度社外の人も招いてピザパーティを開催しています。この様子はビズリーチの公式ブログ「 ビズリーチLIVE」でも見ることができます。
このようなパーティを開催することによって社外の人にもビズリーチを知ってもらえる場を設けています。
ビズリーチが短期間で多くの人材を採用できた理由について考えました。企業と求職者の接触点を広くし、企業の持つ魅力をどれだけ社外にアピールできるかが採用の鍵となりそうです。
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