PowerPointのアニメーションはデフォルトだとスピードが遅いと感じるでしょう。本番でもアニメーションのせいでプレゼンのテンポが悪くなることもあります。そんな時はアニメーションの設定から速度を変えてしまいましょう。
速度は気持ち速めで、必ず動作確認を
アニメーションの速度を変えたいときは「アニメーションの設定」のウィンドウから速さを選択してください。具体的な秒数を入力すればより詳細な設定が可能です。
アニメーションは、早すぎてもいけませんがあまりスローにする必要もありません。 あくまでエフェクトなので、アニメーションのせいで発表時間を奪われては本末転倒です。設定できたら必ずプレビューで動作確認をして、発表のタイミングとずれがないか確認しましょう。
開始のタイミングを変えるのも有効
アニメーションが遅く感じるのは、効果の速度が遅いのではなく開始のタイミングが原因の可能性もあります。その場合は開始を「クリック時」にしましょう。これなら本番の状況に合わせて自分のペースでアニメーションを使えます。
自分の話す速度に合わせた速度を設定する
プレゼンの熟練者はプレゼンの時間とアニメーションの時間を計算して、時間ぴったりにスライドが終わるようにプレゼンを組み立てます。しかし、そこまでの域に達するにはかなりの練習が必要です。
大切なのは何度もリハーサルをし、第3者に意見をもらうことです。自分が適切だと思っていたアニメーションの速度も、人によっては煩わしく感じることもあります。納得のいく速度に調整し、効果的にアニメーションを活用しましょう。
アニメーションは観客の注目を集めるのには有効ですが、あくまでおまけでしかないということを忘れないようにしましょう。アニメーションに時間を摂られて肝心の発表がおろそかになるようなことは避けたいものです。常に聞き手を意識したスライド作りを心がけましょう。
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