営業されている方でしたら必ず所有しているのが営業先のリストかと思います。そのリストに書いてある既存のお客様から、これからお客様にしようと考えているお客様の所へ訪問の計画を立てていきます。しかし、多くの方々がその営業先リストを上手に利用できずに効率よくお客様先を訪問出来ていないことが非常に多いです。そのため、不必要な行動が多くなり訪問件数も減ってしまいます。ではどのようにすれば営業リストを効率よく訪問できるようにできるのでしょうか。
1. 一点に集中してリストを作成する
1つ目のコツが一点に集中することです。一点に集中と言われて何かと思う方々がいると感じます。端的に述べますと、エリアをしぼって訪問することです。例えば今日はAと言うエリアを訪問するからこのお客様を営業リストから絞り込むでしたり、明日はBエリアに行くように設定していきましょう。するとわざわざ反対方向にいるお客様の所へ訪問することも無くなり、一点集中になりますので自然と訪問件数も多くなります。また無駄な移動時間がなくなりますので、お客様と話す時間帯も多くなり、内容の濃い商談からプレゼンを行うことも可能になってきます。一点に集中することには多くのメリットがありますので試しに使用してみるのも良いでしょう。
中には反対方向からのお客様から呼び出されたと言う場合があった時にはどうすればよいのかと言われてしまいます。その場合、本当に緊急性の高いものでしたら駆けつけるのがベストですが、質問系統でしたら少し時間を置いても良いので、まずは自身の設定した目標を達成するようにしましょう。
2. 業種にしぼって作成する
2つ目のコツが業種をしぼることです。先に述べた集中して行う方法と重複する部分が少しありますが、この場合は業種を絞り込むことによって効率よく訪問できるようになります。例えばこの商品は工場関連のお客様に向いていると思えば今日は工場のみとして他は回らないようにしてみましょう。そうすると工場だけと言うのが頭の中にありますので、営業リストから工場のお客様を抜き出し、近い所効率よく回れるようになります。また、その業種だけと言う風にしているので商品説明の際にも軸がぶれることなく、曖昧な説明をすることもなくなります。そのためお客様にも信頼や信用を受ける可能性が上がります。
ただし、欠点としてそこだけとしてしまうので、その業種が終わってしまうと何もすることがなくなってしまいます。またその資料しか用意していないと早く終わった後にどうすればよいのか混乱してしまいます。そのため業種を営業リストから絞り込むのも良いですが、その後はどうするかも少なからず考えるようにしておきましょう。
最後に、営業リストをそのまま使用してしまいますとどうしても無駄な行動が増えてしまい、効率的な訪問ができなくなってしまいます。そのためコツとして上記のようにエリアをしぼった方法でしたり業種をしぼったリストを作成すると効率性が増しますので無駄な行動を減らせます。そのため皆様もぜひ実践していただければと思います。
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