スライドで箇条書きをしているとどうしても行と行の間隔が気になります。幅が狭すぎると見づらいし、逆に広すぎてもなんとなく落ち着きません。そこで、箇条書きの間隔の調整の仕方とコツについて紹介します。
1行ずつの箇条書きは「行間」で設定
行と行の間隔は「書式」メニューの「行間」タブから設定します。数値が大きいほど行と行の幅も広くなります。箇条書きの行が数段であれば、行間は「1」もしくは「1.5」を用いるのが一般的です。
また、「行間」タブでは段落後の設定もできます。行間は文字の上部から次の文字の頭までを指し、段落後は文字と文字の間を指します。箇条書きの項目が1行の場合は行間、複数行にわたる場合は段落後で微調整しましょう。
重要なのはバランス
見やすい箇条書きの間隔は状況によって異なります。間隔が空いている方が見やすいので、重要な情報ほど間隔も大きくするとよいでしょう。
箇条書きの幅を考えるときに注意すべきなのは、それぞれの間隔がバラバラにならないようにすることです。これはよくあるミスですが、箇条書き全体を選択して行間を設定しないと、行間がずれてしまうことがあります。
同じレベルの内容がバランス悪く並んでいるとかなり見栄えが悪くなります。ブレースフォルダ(文章が書かれている箱)の外枠から行間を設定すれば、一括で間隔を調整できるのでそんな心配もありません。
実際の会場を想定してみると見やすい間隔も想定できるかもしれません。一番遠方の観客でも良く見えるためにはどうすればいいのかを考えてスライドをさくせいしましょう。
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