講演会を開催するときに誰もが思うことが、自身の話していることがお客様にしっかりと伝えたいと言うことです。しかし、そう簡単にはお客様に伝わらず、首を傾げてしまう方からつまらないと思い、寝てしまう方まで出てきてしまい講演会が失敗してしまったと言うことが発生しかねません。そのようになってしまうのは聴衆ではなく殆どは貴方の話す組み立て方が悪い所にございます。では分かりやすい組み立て方とはどのように行えばよいのでしょうか。
起承転結をまずは守って組み立てる
皆様は講演会を開催する前に話の組み立て方の本をご覧になったことがあるかと思います。その中では様々なテクニックが紹介されていますが、例えば講演会を少ししか行った事が無い、やったことが無いと言う方には、本に掲載されている方法はお勧めは出来ません。全部を否定するとは申し上げませんが、本に載っているテクニック云々ではなく基本中の基本をまずは守るようにしましょう。特に起承転結を守るようにしましょう。起の部分は冒頭の説明を行い、結の部分は終わりに何かを説明したり補足の説明でしたりしてまとめ上げるような組み立て方にするとスマートな仕上がりになります。
もし、起承転結に慣れましたら徐々に本に掲載されているテクニックを参考にしていくようにしましょう。全てのことに言えますが、基本ができないのに応用は決して行わないようにしましょう。基本が出来ていないにも拘らず行ってしまうと変な癖が付く危険性もございますのでまずは基本を大切にしていきましょう。
時には結論を先に述べてみる
講演会を聞いていますと、この人は何を話したいんだろうと首を傾げてしまうことがございます。皆様もそのように感じた事が少なからずあったかと思います。そうならないようにと先に起承転結を守ろうと挙げましたが、もう1つの手として結論を先に述べてしまのうも1つの手段です。
例えば、今日はAと言う商品を講演会で話すとします。通常であればAを話す前に長々と商品説明をしてしまい、だらだらと話をたれ流すだけになってしまいます。そこで結論を先にしてみましょう。今日はAと言う商品のこう言うところとこのような効果について説明しますと言われましたらどう思いますか。殆どの方であれば今日はこのような説明をするのだなと理解できると思います。
ただし、注意点として先に結論を述べてしまうと最後に説明する所の内容が薄くなる場合があります。そのため、結論を先に持ってきて話す組み立ての場合には最後に説明する部分が簡素なものにならないように注意して組み立てるようにしましょう。
最後になりますが、講演会を何回も行っていないと場の雰囲気やどのように話を組み立てていけばよいのかと言う事がいまいちつかめきれないと思います。そのためまずは上記のことを守りつつ、場慣れしてきましたら徐々にテクニックを絡めた組み立てをして講演を行うようにしていきましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう