講演会というのは、一般的にはさまざまな分野の専門講師を依頼して講演を行うものです。呼ばれる講師は大学の専門分野の教授やエッセイスト、芸能関係者など実に多彩です。そのような人をお招きして講演会を開くのですから、進め方もスムーズに行うことが要求されます。忙しい人ほど時間にうるさいものです。あらかじめ指定された時間を過ぎることを嫌がる人も多いので注意して進行させる必要があります。
形式に沿った進め方が一般的
一般的には式次第の形式が決まっていますので、それに沿った進め方をすればいいでしょう。開会のあいさつ、そして講師の紹介、そして講師に講演をしていただき、話が終了したら、質疑応答そして閉会のあいさつです。開会のあいさつは「皆様、ようこそおいでいただきました。ただいまより、◆◆が主催いたします、「○○」の講演会をはじめさせていただきます。」とシンプルなものでOKです。
そして講師の紹介は「本日は、○○としてもお忙しいかたわら、○○の研究をし、○○に取り組んでこられている○○○○様をお迎えして○○のテーマについてお話を賜りたいと思います。ではよろしくお願いします。」という感じです。講師がどういう人で、そのようなことで活躍しているかを説明し、そのまま話を依頼します。そして講師の講演が終わったら、聞いていた感想を述べ、最後にお礼の言葉、そして観客に拍手を求めます。これらは一般的な流れですが、この流れに沿った進め方こそが大切なのです。
事前の打ち合わせは欠かさない
そして、講演の進め方で大切なのは、講師との事前の打ち合わせです。事前にしっかりと持ち時間などを説明しておく必要があります。実施に向けて準備を進めていくにあたり、主催者と講師の間で行わなければならない打ち合わせ、確認作業は、挙げればきりがないほど沢山あります。講演内容、レジュメの有無確認とその内容、ステージ上の準備物、講師控室まわりの確認、交通スケジュール(宿泊)、送迎の確認などです。あちらも手馴れているので、当然公演については時間どおりに仕事を終えますので、その点は心配無用ですが、催事の進行プログラムや講師の交通スケジュール・送迎の手順、講演準備物の確認など、実施当日の流れをシミュレーションしながら最終チェックすることが講演をスムーズに進めることに繋がるのです。
特に講演当日は、講師送迎、会場内の準備の再確認、聴講者の入退場、物販の確認などを行い、講師を迎え入れます。急な天候不順などによる交通機関の乱れなどもチェックをしておく必要があります。
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