女性営業マンが仕事を辞めたいという時の理由は色々あると思います。結婚や出産、親の介護などの場合は喜んで送り出してあげるべきで、それらが一段落した際、復職を促してあげればよいと思います。しかし、そうではなく仕事そのものに辞めたい理由がある場合は、それなりに考えて言葉をかけてあげる必要があります。
辞めたいという女性営業マンにかけてはいけない言葉
辞めたいという相談があった時に優秀な人材を手放すのは会社の損失だと思い、引き留めようと長時間説得してみたものの結局は辞めてしまったという苦い経験を持つ上司の方は多いと思います。最初に言ってしまいがちな言葉を挙げてみましょう。
・辞めるのはまだ早いんじゃないの。もう少しここでがんばってみたら?
・今辞められると困るんだよな、人手足りないし忙しい時期だし。
・どこに行っても同じだよ。我慢が足りないんじゃないの?
・何が不満なの?言いたいことがあれば言ってみなよ。自分の立場を考えてみれば?
これらの言葉は自分の会社の事や自分の立場の心配しかしていない言い方で、女性営業マンの気持ちを考えないNG言葉といえるでしょう。辞めたいと思う女性営業マンの気持ちを助長させるだけで、なんの得にもなりません。説得しようという思いが先走りしすぎて相手の立場を全く無視しているため、心に響くことは絶対にありません。
大切なのは話を聞く姿勢
まずは女性営業マンの話を聞く姿勢が必要です。
・どうして辞めたいの。何かあった?
・辞めたい理由をちゃんと話してもらえないか。出来ることがあれば相談にのるよ。
このように言葉を掛けると相手は自分の話を聞いてもらえるという安心感を持ち、不安や不満を理解してもらえるかも知れないという期待を持つため、辞めたいというマイナスの気持ちをプラスに転換することが出来ます。説得して自分の思い通りにしようとするのではなく、話をよく聞き、辞めたい理由を知ろうとする姿勢が一番効果的なのです。そうすることによって辞めたい気持ちから頑張る気持ちに変化させることが出来ればOKです。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう