皆さんはプレゼンの発表の際、どんな「原稿」を作っていますか?全部アドリブでやってるから…なんて人はごく少数でしょう。プレゼンの発表は原稿によって、進行をスムーズにしたり、聞き手側からの印象を良くしたりすることができるため、非常に重要なものとなってきます。そこで今回は原稿を作成する際のポイントを簡潔に紹介していきましょう。
語尾は定めない
さて、原稿についてですが、基本的に語尾は明記しない方が良いでしょう。語尾をあらかじめ定めてしまうと、その場の雰囲気に合わない発表になってしまったりする可能性もあります。パワーポイントなどを使って説明している場合には、スクリーンに写っていることを多少言い換えたり、その補足をわかりやすく説明したりすると効果的です。
「~です」「~でしょう」「~でしょうか?」を繰り返してばかりいると、聞き手側としてはとても退屈です。いろいろな司会者や発表者を思い浮かべて、どんな語尾があるかを考えていきましょう。敬語で発表していても、疑問点などは敬語を外すと、強調しているなとわかりやすいかもしれません。
例えば「~の何が問題なのでしょうか?それは…」と読み上げる部分があったとします。それを「~の何が問題なのか?それは…」と語気を強めて話すと、発表者としての威厳が出てきます。
ただ読み上げるだけにしない
原稿とは、発表をする人にとっての大事な「台本」です。ニュースキャスター、演劇、ドラマ…色々な台本がありますが、当然それは読み上げるセリフだけを書いてあるものではありません。「間をどこに設置するか」「どんな口調で言えばいいか」「どんな身振り・手振りをすればいいか」を事細かに書いておく必要があります。
発表する立場である以上、あなたは「演者」です。発表は「ただ読み上げる」ものではなく「演じる」ものなのです。原稿をただ読み上げているプレゼンターほど、退屈させられるものはないでしょう。しかし、原稿を読み上げている最中に身振りや手振り、間を意識することができれば、それだけであなたは聞き手側をアッと言わせることができるでしょう。
原稿のチェックは欠かさない
どんなに素晴らしい原稿ができたとしても、聞き手側は原稿を見ることができません。つまり、できた原稿を原稿通りに発表できないのでは作った意味がないのです。原稿が完成したのなら、まずは自分でそれをチェックしてみることが大切です。違和感を覚えた、不自然な言い回しがあった場合は、調べなおして訂正することも忘れずに行いましょう。
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