プレゼンを作成していますと、資料に掲載する文章でしたりグラフ等の図に力を入れていらっしゃる方々が多いと思います。その中で、プレゼン資料の作成が上手だなと思う方々はその他にもプレゼンのスライドの背景にも気をつかっています。多くの方々が殺風景の色である背景の中、資料に合った色の背景にしているため資料全体が見やすい印象を見ている人に与えます。そこで今回、プレゼンのスライドの背景に使う色について記述していきたいと思います。
ここは重要と思える所に目立つ色を入れてみる
先ほども記述致しましたが、多くの方々がスライドの背景に使用している配色は殺風景のようにされております。白色でしたり中にはグレーを使用したりしていますが、それでは相手に与える印象は低いでしょう。そこで、ここは重要ですよと言う部分には目立つ色を置いてみるようにしてみましょう。例えば商品の大事な部分だと思えば、ピンク色に近い赤色にしてみたり、目立たせようと色の少し弱い黄色を使用してみたりしてみましょう。そうすると今まで殺風景だったスライドの背景も、目立つ色になり、お客様にもここが重要な項目ですと言う事が伝わるようになります。
ただし注意点として、全てのスライドに目立つ色を使用することはお勧めできません。と言うのも、赤色や黄色等の目立つ色を長時間眺めていますと目が疲れてきてしまい、お客様も疲れてきてしまいます。そうなっては集中力も落ちてしまいますので、なるべくであれば重要な項目のみに留めるようにしましょう。
爽やかな色を背景に選択してみる
上記では目立つ色についてお話ししましたが、時には間を開けてお客様にリラックスしてもらおうと考える場合もあります。そのような場合に利用できるのが爽やかな色の背景です。例えば明るめの青でしたり水色を利用してみると良いでしょう。すると長々とプレゼンをしている最中に爽やかな色の背景が見えてくることによって、心を休ませる効果がその色にございます。また、その色を見せることによってここでは、少し間を開けて別の話をしますよと言うことを暗に示すことも可能です。別段スライドにそのことを書けば済む話ですが、テクニックとして使用してみるのも良いでしょう。
ここでも同じことが言えますが、使用しすぎると今まで行ってきた殺風景の背景と何も変わり映えはしません。また多く使いすぎるとまたこの背景かと思われてしまい、お客様に飽きられてしまう恐れが出てきますのでご注意ください。
最後になりますが、プレゼンのスライドの背景に使う色について、重要と思える部分には目立つ色を、そして爽やかな色をスライドの背景に使用してみることが挙げられます。しかし、重複にはなりますが使用しすぎてしまうとお客様が飽きてしまったり、反対にお客様を疲れさせてしまう危険性も秘めています。そのため何度も同じような配色をしようせずに、なるべくであれば使い分けるようにしましょう。
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