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プレゼンで伝わる文章を書くコツ。文章が上手い人が気を付けていること

Takeshi Sugiuchi

2014/02/03(最終更新日:2014/02/03)


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 プレゼンで文章を伝わるように書くことは当然のことです。誰もがプレゼンを行う以上、相手に伝わるように資料を作成しています。しかし、文章力がないから失敗したという人は聞いたことがありません。誰が、失敗していることに気づかないということはしばしあります。そこでここでは、プレゼンで作成する文章のコツについて考えることにします。

極力内容を絞る

 最初のコツは書きたいことをすべて書かないことです。すべてを書ききらない方が文章は伝わります。文章を書くときに失敗するのは、全部を書ききろうとするからです。結果として見にくいことになり、全部書くことで1つも伝わらないこともあります。10伝えたくても、1だけ書くことで、少なくとも1だけは見る人に伝わるのです。要点を絞って書くということが大事なのです。

 次は行数を減らすことです。タテ組の文字数では、1行40文字程度が一般的です。中には38文字という人もいますが、この2文字の差が大きいのです。並べて比べてみると読みやすさが全然違います。読みやすい文章を作成するコツは、一行の文字数をなるべく減らすことです。

「!」は不要。文章には粗さも必要

 そして「!」は使わないことです。文章がうまい人は「!」を使いません。「!」は今では良く使用されていますので、相手を驚かせようとして「!」を使用しても相手は驚きません。それどころか、逆に信頼度がマイナスになることすらあります。そして文章はかならず言い切ることです。言い切れない文章だと誰も読みません。~と思う。というのは個人的な感想です。プレゼンは感想を発表する場ではないのです。仮説を立てるにしても、間違いでないなら言い切って書きましょう。言い切ることで説得力のある文章になります。
 
 そして文章は多少乱暴なほうがいいでしょう。~だ。と書くことでインパクトがあります。相手に伝わる文章を書くには多少乱暴なほうが程よいのです。そして余計な前置きは書かないことです。余計な前置きを減らして本題から書きましょう。そして文字は太字で書くようにすることです。細い字だといくらでも書けるのですが、プレゼンには適していません。むしろ太字で短くまとめて書くことを意識しましょう。


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