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ビジネスで使うべき、使うべきでないジェスチャーの種類とは?

Takeshi Sugiuchi

2014/02/03(最終更新日:2014/02/03)


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ビジネスで使うべき、使うべきでないジェスチャーの種類とは? 1番目の画像
 言葉の通じない異国の地において何かを伝えるために役立つのがボディランゲージといったジェスチャーです。ジェスチャーはある意味、言葉よりも説得力のある表現方法でもあり、プレゼンや会議などの場においても様々な種類のジェスチャーを使うと、人に与える印象は強くより効果的な伝え方ができます。

ジェスチャーを使えば説得力を増す

 例えば「高さ20㎝、幅30㎝の大きさです」と口頭のみで説明するのと、両手を広げて四角く形状をなぞるようなジェスチャーをしながら説明するのでは、どちらがわかりやすいかは一目瞭然です。
 
 ジェスチャーのメリットは、何よりも視覚的に訴えることができること。人間は視覚的な要素から受ける印象が一番で、記憶に残るといわれています。どれだけ説明がうまくても、ジェスチャーがあるのとないのではその効果には大きな違いがあるのです。

ジェスチャーの種類

 説得力を増すための効果的なジェスチャーには次のような種類があります。

目線をひきつけるジェスチャー

両手を上下に振るジェスチャーは聴衆の目線をひきつけ、話を盛り上げたり引き込む効果があります。魅力的なプレゼンターは、おそらくほとんどの人が上下に両手を動かすジェスチャーをしているはずです。

変化を現すジェスチャー

 「時間の経過と共に売上げが伸びている」といった変化を説明する際に、手を右上方向に動かすジェスチャーは説得力を増しますね。
手を動かす速度や角度でも、急激に変化しているのか緩やかに動いているのかなどを表現することもできます。

指し示すジェスチャー

「重要なキーワードは2つ!」「こちらから北の方向に向かって」など指を使って指し示すジェスチャーは、その説明を受けている側にわかりやすい印象を与えます。

演技のジェスチャー

状況説明や動作を表現するために身振りや手振り体全体を使ってダイレクトに表現するジェスチャーです。
感情の表現も身振りでジェスチャーすれば、更に聞いている側の深層心理に訴えかけることもできます。
但し、大げさな演技のジェスチャーにならない程度にとどめておくことも大切です。

悪印象を与えるジェスチャー

腕を前で組むジェスチャー

 威圧的、高圧的なイメージを与え、防衛線を貼ってしまい攻撃的な印象を残してしまいます。

後ろで手を組むジェスチャー

 アメリカでは手錠をかけられる、逮捕される、といったマイナスイメージがありますのでこちらのジェスチャーも避けるように気をつけましょう。
ジェスチャーをするなら小手先だけの小さな動作ではなく、ダイナミックに見せることがより大きな効果をもたらします。


 また、話している内容とマッチした動作を付け加えることで視覚的に与えるジェスチャーの効果がプラスされ、話の内容に説得力が増すようになります。ジェスチャーを上手に使い分けることができれば、人を惹きつける説得力のあるプレゼンや会議を成功させることができるはずです。


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