ジェスチャーは日本人よりも、海外の方の方が大袈裟という特徴があります。そのため、海外の人のジェスチャーからは学ぶ事も多いはずです。ここでは、海外の人のジェスチャーに関してお話していきましょう。
海外のジェスチャーの種類
海外のジェスチャーのタイプとしては、いくつかの種類に大きく分類できます。
説明的なジェスチャー
このジェスチャーは、言葉のメッセージをはっきりさせ、強めるために使われます。
強調のためのジェスチャー
これは、スピーチを強調するために、怒りや決意など、力強い表現が特徴的です。例えば、拳を堅く握る表現があります。
提案するジェスチャー
提案するジェスチャーは、アイデアおよび感情表現のジェスチャーです。手のひらを広げるジェスチャーはアイデアを披露する際に有効です。あるいは方をすくめる表現をすると、無視や当惑、皮肉等が現れます。
指導的なジェスチャー
指導的なジェスチャーは、聞き手からのリアクションを引き出す際に行います。このジェスチャーの部類で、最も良く見られるものは、手のひらを開いて聞き手に向かって突き出すものです。この場合、手のひらを下向きにすると抑圧や秘密、あるいは憎悪などを表現します。外向きにして、手のひらを下向きにすると、停止や拒絶、否定および憎悪を表します。
感情表現のジェスチャー
他にも、肩の高さより上でジェスチャーが行われれば、体の高さやひらめき、感情的な喜びなど、プラスのイメージを表現することができます。対照的に、肩より下で行われるジェスチャーであれば、拒否、無関心、避難を表します。加えて、肩の横やその周辺で行われるジェスチャーは平穏や平静を意味することでしょう。
ジェスチャーを効果的に使いスピーチする方法
まず、ジェスチャーを行うには適度な緊張感を保ちつつも、リラックスしている状態が必須です。そのため、自然で、自発的で相手に打ち解けた状態でプレゼンに臨むことが基本とされます。プレゼンをする際には、注意散漫にならずに、話す相手をしっかりと心にとどめ、スピーチをすることが必要です。スピーチを始めたら、徐々に感情を体に移していきます。
よいプレゼンを行うためにも、事前の練習や準備をしておくと、本番でもミスなく行動することができます。そのため、事前練習を欠かさず、自信が持てるまでしっかりとプレゼンの流れを身につけることが重要です。流れが身に付いたら、プレゼンの際には自然に体が躍動してジェスチャーを付けることができるようになるでしょう。
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