転職をする際に避けて通れないのが面接です。ほとんどの場合が面接を行いますし、転職活動をする中で面接が一番乗り越えねばならない部分でしょう。その反面やはり面接を苦手に思う方は多いでしょうし、何度やっても慣れないものです。
面接を受けるにあたって重要な部分は沢山ありますが、やはり社会人として出来て当たり前なのが言葉遣いです。きちんとした言葉遣いで話す事ができるのが、ビジネスマナーでもありますし、言葉遣いがなっていない人を採用しようとは思えないでしょう。
うっかり言ってしまいがちな言葉
緊張しているとうっかり普段の言葉遣いがでてしまった、なんて事も多いですね。事前に面接で話しそうな内容を、一度適切な言葉遣いであるか確認しておいた方が良いかもしれません。些細な言葉でも、きちんとした言葉に言い換えるだけで印象が大分変わります。
例えば、自分自身を「僕」「俺」ではなく「わたし」というのは当たり前です。営業職などを希望しているのでしたら更に丁寧に「わたくし」というと良い印象になります。
うっかり言ってしまうものだと「このあいだ」というのも言ってしまいがちです。きちんと「先日」や「以前」と言う様に気をつけましょう。そしてよくありがちなのは、「様々な」や「〜など」と言う言い回しです。癖でよく言ってしまう人も多いのではないでしょうか。自分自身を大きく見せようと、無理をしているような印象を持たれる場合があります。「〜など」のように漠然とした言い回しではなく、もっと自信を持った言い方をしましょう。
「ら」は抜かない
面接の場での言葉遣いのマナーとして、学生言葉の使用はマナー違反です。そして砕けた言葉遣いの中でもよく使ってしまうのが「ら」を抜かした言葉です。
「見れたら」「食べれたら」のように「ら」を抜くだけで砕けた様に聞こえます。「見られたら」「食べられたら」とするとやはり大分印象が変わりますね。これらは普段無意識に話しているので、面接の場でもつい出てしまいがちです。ですがこれを聞く面接官側は、とても耳に残り気になってしまう部分でもあるのです。「ら」抜き言葉を使っている時点で、言葉遣いがきちんと出来ていないと思われてしまいます。
転職の場合は社会人経験があるので、自分は大丈夫と思ってしまいがちですが、転職活動中でも言葉遣いがきちんと出来ていない人は意外と多いのです。話しの全てを丁寧に話す必要はありませんし、言葉遣いばかりに気を取られてしまっても意味がありません。学生言葉は使わない、「ら」をきちんと入れて話す、些細な言葉だけを丁寧に言う様に気をつける。それだけきちんと気をつけるだけで、マナーのある言葉遣いで話す事ができるのです。
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