転職では、華やかな経歴や、資格など、いかにも仕事がデキる雰囲気が重視されそうですが、 会社という組織で働く以上、なにより基本になるものが「この人となら一緒に働きたい」と 感じてもらえるかどうかです。そのためには、常識、マナー、コミュニケーション能力などの 「協調性」がアピールすることも重要です。 面接後には先方にお礼状を書くことで、忙しい時間をさいて面接してくれたことに 感謝の意を伝えるとともに、自分の強みや協調性を再アピールしましょう。
お礼状の書き方
・白封筒、縦書き便箋を使用する
・宛名は企業名、採用担当者名を書く
・拝啓、敬具を入れた正式な書式で書く
・手書きがベター
社会人としての一般常識やマナーを備えていることをアピールするチャンスでもありますので、 正式な手紙を書く体裁を整えましょう。採用担当者まで届くよう、宛名を忘れずに。 現在はメールでもいいという考え方もありますが、時間をかけて、手書きで丁寧に書いたほうが メールよりはるかにインパクトがあります。
お礼状に書く内容
・面接の機会を与えてくれたことへの感謝
・面接の感想(嬉しかったこと、印象に残ったこと、考えさせられたこと)
・自己アピール
お礼状ですので、なによりも感謝の意を伝えましょう。 面接で、感じたことなどを盛り込めば、オリジナリティがでますし、あなたの考え方や やる気をアピールすることもできます。面接官のお話への感想を書くのも、 相手が思い出しやすくなるのでお勧めです。 最後に、もう一度、自分の強みなどをアピールします。読む相手に時間を取らせないよう、 できるだけ完結にまとめるようにしましょう。
お礼状を出す際の注意点
・面接日当日に書いて、投函すること
・オリジナルな文面で丁寧に書く事
お礼状は、感謝の意を伝えることが本質です。あまりに日数が過ぎたお礼状は、 印象がかえって悪くなってしまいます。必ず面接をしたその日に投函しましょう。
手紙が苦手でも、文例集の丸写しでは、感謝の気持ちは伝わりません。心からの感謝の気持ちを表すことでオリジナルな文章が書けるようになります。文字を丁寧に書くことでも、気持ちは伝わるでしょう。
お礼状を書いたからといって、必ず採用されるわけではありませんが、最後のアピールのチャンスです。誠意をもって、心を込めて書くことで、悔いのない転職活動の一助となるでしょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう