講演など人前でスピーチを行う場合、聴衆をまとめることが非常に重要になります。聞く姿勢が出来ていない中で話し始めても上手く伝わりません。そこで大事になってくるのが始めの挨拶です。始めの挨拶がしっかりしていれば聴衆をまとめることが出来、その後もスムーズに進むはずです。
自分がスピーカーの場合
これからスピーチを始めることだけでなく、その場に来てもらったことに対して感謝の意を伝える必要があります。
- 本日は、お忙しい中お集りいただきありがとうございます。本日の講演のテーマは、……
- 皆様、ようこそおいでいただきました。ただいまより○○の講演会を始めさせていただきます。……
このように始めに一言つけて始まりの合図として使いましょう。
自分が司会の場合
自分がスピーチするのではなく、司会として進行を任されている場合、会場だけでなく、スピーカーに対しても配慮しなければなりません。
- ただいまより○○が主催いたします、『○○の会』の講演会を始めさせていただきます。……
- 本日は、▲▲の分野で活躍されている△△様をお迎えして、お話を賜りたいと思っています。それでは、△△様よろしくお願いいたします。……
このようにスピーカーの紹介も必ずしましょう。
始めに会場の空気を掴むことは非常に難しいことですが、重要なポイントになります。
始まりで失敗してしまうと終わりまでスピーチに注目させることは難しくなります。笑いを取る必要はありませんが、最低限の礼儀は必要です。
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