サラリーマンにおいては上下関係があります。上司、部下、先輩、後輩と呼び方もいろいろですが、いずれも人間であるということがポイントであり、それを評価するのも人間でありますので、意見の食い違いが生じる場合も多々あります。問題が生じれば話し合いをして解決策を模索する必要がありますが、評価というものは話し合いをせずに下されるのが通例ですので、自分の評価に対して不当だと感じる人も多くいます。
評価が不当だと感じる考え方は2通り
評価に対して不当と感じるならば、考え方は2通りです。不当な可能性のある評価に対する是正を要求するもしくはおとなしくそれを受け入れるのです。会社の規模にもよりますが、大きな会社だと人事制度もかなり定着しており、その手続きの中には評価が納得できないのであれば、再度評価していただくように求めることもできるはずです。
ただし、この場合は直属の上司にも分かってしまうことなので、事前に評価について説明を求めるのがベストです。それができないならその上の上司に求めることになりますが、これはあまり得策とは言えませんが、気軽に声をかけることのできる人なら相談するのも一つの方法です。
相手の立場になって考える
ここで大切なことは相手の立場を考えることです。会社ですので、上下関係があるのは仕方のないことですし、嫌な上司でも上司です。組織の中で生きていくには、正しいことばかりを押し通すのではなく、相手の立場を理解してあげることも必要です。中にはできない上司もいます。それでも上司は上司であり、会社が選んだ人間なのです。
もう一つの選択はおとなしく聞き入れることです。これを素直にできる人はいないはずです。しかし会社員である以上どうしようもないこともあります。あまり深く考えずに行動することも時として必要なことです。
マイナス思考は絶対にいけない
ただしマイナス思考はいけないことです。「次は結果を出して○を◎に評価させてやる」と意気込みがほしいところです。簡単なことではありませんが、結果を出すことでそうするしかない状況を作るのが一番です。そしてあまり周囲の人と自分を比較することはやめるべきです。人は人です。人の価値観も人生観もそれぞれです。
あまり考え込まず人は人、自分は自分と気楽に仕事をすることも人生においては必要なことです。それができないならば転職を考えるべきです。不満をためて仕事をすると健康にも良くありませんし、それが原因でうつ病にでもなると大変です。そう考えれば少しはすっきりするはずです。
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