会議の席では名前を表示するカード立てが必要な場合もある。
「席札」と呼ばれるカード立てだが、会議を効率的に開催するために用いられる場合もあるようだ。
今回はそんな席札に関するマナーについて紹介したい。
【会議で使う席札】席札の書き方マナーとは?
本記事のまとめ
- 席札マナー①:「役職名+名前」を記す
- 席札マナー②:自社内の会議では席札に「様」は記さず、客人の席札には「様」を記す
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席札マナー③:席札の表記は統一する
- 席札の作り方:会議用の席札はワードを使う
会議で使う席札マナー①:席札には「役職名+名前」を記す
席札には、基本的に役職名と名前を記す。
席札を書く際には、必ず役職名を先に書き、その後に人名を書き加える。一行に入りきらない場合には、2段に分けて書くといいだろう。
また、社外の出席者がいるときには、客人の席札には“会社名”を人名の上部に小さく示すと、より一層丁寧な印象になる。
社外の出席者が参加する会議では、席札にも気を遣った対応をしてみるといいだろう。
会議で使う席札マナー②:自社内の会議では席札に「様」は不要。客人の席札には「様」は必須
自社の会社の出席者の名前に「様」を付ける人もいるが、会議の席での席札の場合は「様」不要だ。
なお、客人がいるような場合には、株式会社名、役職名、氏名をきちんと表記する必要がある。
その場合は「様」をつけ、相手をもてなすことがマナーとなる。あくまで自社内で行われる会議では、出席者の席札に「様」をつけないようにしてほしい。
会議で使う席札マナー③:席札の表記は統一する
また、席札は全て同じような形式で表記することが一般的である。
一人ひとり表記が異なる席札はビジネスの場としては、不適切だと考えられるからだ。
客人を交えた会議であれば、社内の人間であっても「様」をつけて統一する必要があるということを覚えておこう。
会議で使う席札の作り方
人数が少ない場合などには、席札を自作するというのも一つの手である。
会議用の三角席札の作り方
会議用の席札はワードで簡単に作ることができる。
今回は、A4サイズの紙を三つ折りにするタイプの会議用席札の作成方法を紹介したい。
会議用の三角席札を作る手順
- (1)Excelに部署名と氏名のデータを作成する
- (2)ページ設定の右下にある矢印ボタンをクリック > ダイアログボックスを表示
- (3)余白タブ > 印刷の向きを「横」に設定 > 余白:上、左、右「5mm」下「0mm」
- (4)挿入タブ > 表「1行×3列」に設定
- (5)下罫線を用紙下部までドラッグする
- (6)差し込み文書タブ > 宛先の選択 > 既存のリストを使用
- (7)手順(1)で作成したExcelデータのファイルを開く > 「OK」ボタンをクリック
- (8)テーブルの選択 > データを作成したシートを選択 > 「OK」ボタンをクリック
- (9)差し込み文書タブ > 差し込みフィールドの挿入 > 席札の一段目に記載する部署データが入っているフィールドを選択
- (10)Enterキーで改行 > 席札の二段目に記載する氏名データが入っているフィールドを選択
- (11)挿入したフィールドを選択 > ページレイアウトタブ > 「右へ90度回転」を選択
- (12)適切なフォントサイズに設定をする(必要であれば太字設定をオン)
- (13)3分割されたセルのうち、中心のセルに「部署」「氏名」をコピー&ペースト > ページレイアウトタブ > 文字方向 > 左へ90度回転
- (14)差し込み文書タブ > 「結果のプレビュー」をクリック > 最も長い氏名の席札データを表示
- (15)ホームタブ > 均等割り付け > 適切な文字列の幅に設定
- (16)差し込み文書タブ > 完了と差し込み > 個々のドキュメントの編集 > 「すべて」にチェック > 「OK」ボタンをクリック
- (17)印刷して三つ折りにして完成
また、他にも席札のテンプレートを配布しているサイトもあるため、一度利用してみるのもおすすめだ。
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会議で使う席札の書き方マナーや作り方について紹介してきた。
「たかが席札……」と思うかもしれないが、会社の役員の役職や氏名が記されるものであるため、マナー違反は何としてでも避けたいところだ。
お世話になっている取引先の役員が出席する会議の席札にマナー違反があったら、一大事である。
気持ちよく会議を行ってもらうためにも、本記事を参考にマナーを守って席札を作成しよう。
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