面白い話し方をするコツを考える前に、面白い話を考える必要があります。話しを聞く側に興味をもってもらう必要があるのです。興味のない話をしても笑いと取ることはできませんし、面白いと思っていても、相手が知らなければそれは不発に終わりますので、ネタ選びを慎重にすることです。
ネタが決まれば、後は話しをするだけですが、話し方をするにはコツがあります。話のネタにオチをつけるのです。どこで笑いをとるのか考えます。オチを強くするためにフリを意識した話のネタにするのです。
擬音語や擬態語を話の中に取り入れる
具体的には擬音語や擬態語を話のネタの中に取り入れると、聞き手により直感的に話のネタのイメージを伝えることができますので効果的です。擬音語を使う場合と使わない場合だと、聞き手に伝わる話のリアリティが違います。また、擬音語に気持ちを込めるとも言われます。気持ちを込めることでより話が面白くなるのです。例えば「すごい勢いでぶつかってきた」これは普通の表現です。擬音語を使用すると「ドンって勢いよくぶつかってきた」そしてこの言葉に気持ちを込めると「ドン!!!って勢いよくぶつかってきた」になります。
これは声に出して見ると分かりやすいはずです。また、擬音語や擬態語を使うことで言葉では伝えることが難しい表現が、一言でわかりやすく表現できるのです。聞き手にとってイメージしにくい場面や状況がイメージしやすくなります。擬態語も擬音語同様、気持ちを込めることで聞き手への伝わり方がさらに違うのです。
例え話を話の中に取り入れる
面白い話のネタにより強いインパクトと面白さを与えるコツとして「例える」という方法があります。「例え」が話のネタのなかでうまく決まると、聞き手は話のイメージをより鮮明に描くことができ話のネタに惹きこまれます。たとえには直喩と隠喩があります。直喩の場合は「~のようだ」と実際の事柄とは違うが、もしそうだったらと、ある物事を引き合いに出して行う表現します。具体的には「彼女とデートができるなんて、うれしくて仕方が無い」というのは普通の表現ですが、「彼女とデートができるなんて、まるで夢のようだ」は直喩の表現となります。
そして隠喩ですが、「~のようだ」のような表現を使わず、物事を直接たとえます。具体的には「あいつは恐ろしく、無慈悲なやつだ」というのが普通の表現で「あいつは鬼だ」という話し方になるのです。ネタを考えるときにこのような表現を取り入れて考えることが大切です。
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