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部下が仕事を覚えない2つの大きな原因

Toshiaki Arai

2014/01/31(最終更新日:2014/01/31)


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部下が仕事を覚えない2つの大きな原因 1番目の画像

 仕事やアルバイトなどで部下を持ったことがある方の共通の悩みは「部下が全く仕事を覚えてくれない」ということです。いくらこちらが誠意を持って仕事を教えても、仕事を覚えない部下は一定数います。彼らはなぜ仕事が覚えられないのでしょうか。その2つ原因を考えていきます。

原因1:仕事に対するやる気がない

 まずは気持ち的な原因です。人は熱意を持ったことに対して高いパフォーマンスを発揮することができます。逆に、自分にとってどうでも良いことに大しては雑にこなしてしまいます。そのため、仕事に対してやる気の部下は、仕事を覚えようとせず、自分のできる範囲内で適当に仕事をこなしてしまいます。

 このような部下に対しては、仕事の教え方を工夫するのではなく、気持ち的な部分でアプローチする必要があります。ここで大切なのは、決して強要するのではなく、「一緒に頑張ろう」というニュアンスを常に持つことです。普段やる気のない仕事に関して強要されると、さらに気が滅入ってしまいます。まずは、「よし、ちょっと頑張ってみようかな」という気持ちにさせることが大切です。

原因2:仕事の覚え方が悪い

 こちらは気持ち的なことよりも技術的なことです。仕事に対するやる気はあるのに一向に仕事が覚えられない部下がいる時は、その教え方に問題があるのかもしれません。そんな時は、部下にとって苦手なことは何か?自分の教え方は本当に正しいのか?その他に考えられる原因はないか考えてみましょう。

 まだ公式を知らない小学生に数式を解けというのと同じように、基礎がしっかりとしていない部下に、いきなり難しい仕事ができるはずがありません。よって、やる気があるのに仕事が覚えられない部下に対してまず一番始めにすることは、部下の現状をしっかりと把握することです。その後で、欠けている部分を補うにはどのような教育をすべきかを考えていけば良いのです。


 ここでは、仕事覚えが悪い部下にはどのような原因があるのかを述べました。彼らのほとんどは、このどちらかに当てはまるはずです。ただ頭ごなしに彼らを否定するのではなく、その問題を解決するためにどのような行動をとるべきかまずは考えてみましょう。思いがけない成長を見せる部下もきっといるはずです。


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