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異動が決まった上司に挨拶する際気をつけておきたいこと

Toshiaki Arai

2014/01/31(最終更新日:2014/01/31)


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異動が決まった上司に挨拶する際気をつけておきたいこと 1番目の画像
 仕事をしていく上で、異動になることは珍しいことではありません。今まで意世話になった上司が、突然異動になってしまうこともあります。そんなとき、部下は、上司に対してどのような挨拶をすればよいのでしょうか。いままでの感謝の気持ちをどのように伝えれば良いのでしょうか。

 今回は、上司が異動になった際の挨拶の仕方について考えていきたいと思います。

挨拶をする前に内容をまとめておく

 まず、異動が決定した上司に挨拶をする前には、どんなことを話すのかをまとめておきましょう。何も話すことを決めておかないまま挨拶にいくと、話が拡散して結局何を伝えたかったのか分からなくなってしまいます。自分は上司から何を学んだのか、どんなことが嬉しかったのか、これからどのようにして欲しいのかなど、きちんと構成を決めた上で話しましょう。きちんと挨拶することができれば、お世話になった上司に「○○君も成長したんだな」と思わせることができるはずです。

話のヒントを挙げておきますので、是非参考にしてください。

・初めて会ったときの印象
・言われて嬉しかった言葉
・みんなが慕っていた等周りからの気持ち
・叱られて成長できたこと
・異動先ではどのようにがんばって欲しいか
・その他思い出のエピソード

このような内容で、あまり長くならないように挨拶をするのがスマートです。

思い出のエピソードを話されると嬉しい

 異動になった上司に思い出のエピソードを話すととても喜ばれます。「こんなことを覚えてくれていたのか」「そんなときもあったなぁ」と、今までの自分の仕事を振り返ることができるからです。自分のした仕事を振り返ることで、これからの仕事に対する自信にも繋がります。

 ただし、思い出のエピソードを話した後は、「○○に行っても頑張ってください!応援しています!」というエールを添えましょう。いつまでも思い出の話をしていたら、上司もその場を離れることに未練をもってしまうかもしれません。

失敗談は話さない

 これも注意しておきたい点です。これから新しい場所に行って仕事をする上司に対して、失敗談は話さない方が良いでしょう。もちろん、笑って話せるような失敗であれば「新しい仕事場では気をつけてくださいね!」と盛り上がることができるかもしれませんが、自分が思っている以上に上司はその失敗を重く受け止めているかもしれません。今更相手を不安にさせるようなことは言わないのが無難です。気持ちよく今の職場を離れられるような言葉を意識的に選びましょう。


 いかがでしたでしょうか。異動が決まった上司に対する挨拶の仕方について考えてきました。お世話になった上司が遠くに離れてしまうのは悲しいですが、最後は笑顔で送り出してあげましょう。

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