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キャリアを築きたいと願う女性は営業職につくべきである

Chie Nakamoto

2014/01/29(最終更新日:2014/01/29)


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 女性の社会進出、と言われてもう何年経つでしょうか?女性の社会進出は少しずつ進んでいても、男性優位の労働時間や勤務体制、産休育休の取りにくさなどはなかなか変わってきていないのが今の日本の現状です。しかしそんな中でも、キャリアを築きたいと願う女性は増えてきています。そんな女性たちに今、おすすめなのが営業職なのです。

 営業職は体力も必要、勤務時間も長い、という理由から男性の仕事イメージが強いですが、実は女性は営業職に向いているのです。本日は、キャリアを築きたいと願う女性へ、『キャリアを築きたいと願う女性は営業職につくべきである』というお話をしていきたいと思います。

希望者は少ないが求人は多い営業職

 男女ともに営業職の人気は低いのが現状です。しかし求人を見ると、営業職の求人というのは大変多いのです。希望者は少ないが求人は多いというのが営業職。その理由は、営業をしなければほとんどのビジネスは成り立ちません。ビジネスにおいて営業というのは必須であるのにもかかわらず、希望者が少ないのは、営業職は体力が必要、勤務時間も長い、残業は当たり前、接待も多い上厳しいノルマもこなさなければならない、というマイナスイメージだらけだからです。

 そんな中、女性が自ら希望して営業職につくなんて、と思う方もいるでしょう。しかし、実は、女性は営業職に向いており、女性ならではの働き方、というのもあるのです。

女性とキャリアと営業職

 男性は就職をしてから結婚などの人生の転機があっても働き続けることができていますが、女性は就職をしてから結婚・出産・子育てなど人生の転機に応じて仕事を一度辞めたり、求職したりしなければならず、男性と比べてキャリアを順調に伸ばしていくことが難しいというのが現状です。しかし、そんな厳しい現状の中でもキャリアを築きたいと願う女性は増えています。そして、営業職と言うのはそんな、キャリアを築きたい女性にはピッタリの仕事なのです。その理由は以下の通り。

なぜ女性は営業職に向いているのか

 営業というのは一番難しい仕事ともいえます。気配り・心配り・気転の利かせ方、など、非常に細かな部分も必要になってくるからです。しかし女性はそのような気配りや心配り、相手の気持ちを汲んだ気転の利かせ方などは得意なのです。さらに、女性は顧客から「感謝される営業」ができるのです。顧客のことを一番に考えて、細かな部分まで目を配り、配慮しながら一緒に方向性を考えていく。商品をただ売り込むのではなく、顧客一人一人の心をつかむことができるのです。

 さらに、子育てや育児など、女性は一日の中で働ける時間が限られている場合がありますが、これを上手く利用し、限られた時間があるからこそ無駄がないスケジューリングを組み、その時間内でできることを100%の力で行うのです。そのため顧客一人一人に対しても100%で接します。そのため、女性は営業で、一回きりの顧客ではなく、長い関係を築ける顧客を獲得することができるのです。

これからの女性営業職とそのキャリア

 現在まだ女性の営業職の割合はとても少ないです。しかし、営業を極めた女性は転職の際も有利です。出産・子育てを経て社会復帰する際も、営業職を極めた経験をもつ女性は有利になります。そのように、転職をしながらもキャリアを築いていけるのが営業職なのです。

 さらに、営業職として再就職しても正社員になるには残業もこなさなければならず、勤務時間を考えると正社員と言うのは厳しい、というのが現状ではありますが、そのような企業自体の現在の正社員の規定の課題も女性達で変えていくことができるのです。女性が営業職で活躍するようになると、企業側も成績を上げる女性営業職に必ず注目します。

 そのように、結果を出しながら企業に働きかけていくことで、正社員としての今は一つのパターンしかない勤務時間などの規定も、もっと融通の利く規定に変えていくのです。女性達が、彼女達自身で企業体制を変えていくのです。現在の日本の、残業が当たり前の長時間労働というのは決して良い例ではありません。女性が営業職に就き、キャリアを築きながら、子育てをしながらも正社員として就業できる新たなスタイルを作っていくことは十分可能なのです。

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