社会に出てスーツを着て、上司と飲みに行く会は学生時代の気のしれた仲間と行く飲み会とは意味が違います。学生時代の飲み会は自分のためです。自分のストレス解消や、仲間の最近の近況などを聞いて、帰りたくなったら帰る。このような飲み会もとても大切だと思います。しかし、社会に出て先輩方との飲み会では自分のために今日は飲むぞという態度ではあまりよろしくないと思います。まず、なぜ自分がその場にいるかを考える事が大事になってくると思います。
自分の立場、出席する会の意味を考える
飲み会といっても様々な意味をもって開かれます。その時々の場を理解することが、より場に馴染み、先輩からも好かれ、仕事をしやすくなり、自分の成長にも繋がっていくと思います。
1. 歓迎会
まず、最初に迎えるのが歓迎会でしょう。新入社員と先輩方が打ち解けるチャンスといってもいいと思います。このような時はまずは、気を配ることが大事です。先輩にお酌をすることは基本です。しかし、実際はなかなかこれが難しいです。人によって飲むペースも違いますから。なので、最低限、自分の周りにいる机の先輩には意地でも手酌させるものか!というぐらいの気持ちで挑むと、結構、ゲーム性がでて自分も楽しめます。その姿勢が先輩たちにも伝わり、良い印象をもたれるかもしれません。
そして、歓迎会といっても先輩たちに歓迎される受身ではいけないと思います。まず、自分から場を盛り上げ歓迎される気持ちをもつことも大事です。
2. 仕事終わりにいく少数の飲み会
このような場合は、すでに少し仕事をしていると思います。なので、仕事の相談などすると、先輩も経験もありますし、新人から相談される、頼られるのは気持ちがいいと思うので話が弾むと思います。ここで、大事なのは先輩の話は否定的に答えないことです。お酒も飲んで、ついつい、こちらも本音をいいそうになっても、そこは友達ではなく先輩です。しかも、自分の相談に付き合ってくれているという感謝のスタンスでいましょう。
どの飲み会でも通用すること
1. お酒を飲めた方が強い
やはり、飲み会である以上、お酒は飲めた方がいいでしょう。量を飲めるのにこしたことはないですが、そこは各自の能力があるので仕方ないことです。しかし、男でカクテルしか飲めない人はそれだけで嫌われる可能性があります。お酒好きの人は、自分が好きな酒を新人がおいしそうに飲んでると話かけてくれる可能性が高いです。最低でも、嘘でもいいのでビールうまいです!ぐらい言える方がいいでしょう。その後、日本酒、ワインなどに付き合える人はそれだけで、その後、飲み会に連れっていってくれる可能性があります。
2. 話題をふる
飲み会も終盤になってくると話題がなくなります。特に仲の良い飲み仲間でいるときは尚更でしょう。そこを新人という武器をつかって話をふると話が盛り上がることが多いです。わからないことを聞くだけで、先輩同士で盛り上がって話してくれますし、自分の話をしてみてもいいでしょう。まだ、あまり話したことのない新人ブランドをフルに飲み会でも使うことで、会社での自分の立ち位置も把握でき、先輩方とのコミュニケーションもとれるようになり、ステップアップできるでしょう。
会社の新人での飲み会は、第2の職場だと思って、勉強するつもりで挑むといいと思います。お酒を飲むことより、先輩方の本音の話が聞ける場だと思うとよいかもしれません。そして、その飲み会を楽しめるとベストかなと思います。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう