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電話営業が怖いと思っている部下に対して上司がしてあげられること

Riko Kaneda

2014/01/29(最終更新日:2014/01/29)


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電話営業が怖いと思っている部下に対して上司がしてあげられること 1番目の画像
 テレアポや新規開拓のために営業で電話をかける機会が多くあるかと思います。しかし、新入社員や入社して間もない人だと、営業で電話をかけるときには恐怖を感じてしまいなかなかかけようとしない光景を目にします。そこで今回は、営業で電話をかけることに恐怖を持っている部下を持つ上司の方ができる克服方法をご紹介します。

断られて当然と常に思わせる

 新入社員や入社して間もない方々は、多くの場合相手から怒られたりすぐに断られたりして電話に恐怖感を持ってしまいます。そこで大切なのは意識の持ち方です。断られて当然だからと思って、1日にまずは50件を目標にかけさせるようにしましょう。そんなことしたら余計に恐怖を与えてしまうのではと思われがちですが、営業で電話をかけることは結局のところ慣れです。そのため四の五の言わずまずは電話をかけさせるようにしましょう。できれば隣にいて電話のかけ方から電話を切るまでの一連の行動を確認しておくといいと思います。

少しでも良い事があれば褒めるようにする

 営業の電話はほぼ断られて当然ですので、その分やる気や熱意が徐々に消失していきます。慣れている方であればしょうがないと思うことができますが、新人や免疫がない方にとってはどうしても落ち込んでしまいます。そのため、もし育てている新人や部下がいましたら少しのことでも褒めるようにしましょう。営業成績が今月足りないからもっとやってこいと威圧せず、例えばお客様から商品説明を聞きたい等のどんな小さなことでも良いのでよくそこまで持って行ったと褒めるようにしてみましょう。

 確かに新人達は研修で習ってはきていますがあくまでもマニュアルでのことですので、実際の電話はあまり経験はしておりません。面倒だと感じる方もいるかもしれませんが、多少過保護でも良いのでここが駄目だ等指導していくと徐々に改善していくでしょう。

 新人であれば、少しでも良い返事があれば上司は評価してくれると思い今後も熱意を持って取り組んでいけます。また入社して数年経った部下であればこんな少しの事でも褒めるのかと最初は驚くと思いますが、それならもっと取れば評価に繋がるのではと思い込み成果を求めてやる気を高めていくでしょう。

 最後に、営業で電話をかけることが怖いと言う方はどうしてもいると思います。しかし、そこで何で出来ないんだと威圧的に叱るのではなく上記に挙げたように失敗して当然と思わせ、そして脇について教育をしたり、少しでも良い所があれば褒めるように教育していけば自然と恐怖を克服するようになります。指導者の負担は増えますが、後々その新人や部下が今度は皆様の役に立っていくと思うので、ぜひ教育をしていきましょう。

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