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個人ではなくチームで仕事をすることで得られるメリットとは?

Shingo Hirono

2014/01/28(最終更新日:2014/01/28)


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 『チームで仕事をする』ということは、『個人で仕事をする』場合と比べ、人間関係等の面で煩わしい点も多く、敬遠してしまいがちな人もいるでしょう。しかし、チームで仕事をすることには、デメリットばかりでなく、意外とメリットも多く存在する場合があります。

チームで仕事をするというメリット

 チームで仕事をすることで生まれることは沢山あります。一つは、チームで仕事をすることで、自然にコミュニケーションが生まれます。『コミュニケーション能力』とはよく言われますが、それは他人と関わり合って初めて生まれるものです。そのため、チームで仕事をすることにより、コミュニケーション能力が深まる場合もあるでしょう。

 また、チームで動くことにより、他人のことを考えるようになります。『締切を破れば迷惑がかかる』など、学習することで、自分の行動が改まり、自分自身も磨いていくことができます。また、仕事を通して、チームの人達がどんな人間であるか、見えなかった面が見えてくる場合もあります。もしかしたら、その人の新たな面が発見できたり、馬の合う人が見つかり、プライベートでも仲良くなれる可能性もあります。

個人で仕事をするのが好きな人の理由

 個人で仕事をする人と言うのは、大抵人間関係が気に入らないという人が多いと思います。基本的に自分はきちんとしているのに、相手は約束を守らなかったり、必要以上に人間関係を深めることを嫌うことが理由の一つとして挙げられます。確かに、相手ばかりに迷惑をかけられていれば、仕事をすることも嫌になるでしょう。しかし、人間関係を嫌うということは、原因は周りだけでなく、その人自身にもあると言えます。例えば、他人が決められた日までに仕事をすますことができなかった場合には、『自分はしてきたのにどうして相手はしてこないんだ』と憤慨した経験はありませんか?

 それは、自分の器量の小ささでも有るのです。相手はもしかしたら、元々作業をするのが遅い人間なのかもしれません。『自分が出来たから他人も出来る』と考えるのは、単なる決めつけでしか有りません。また、そのような人が個人行動に出ると、結局は周りが見えず、自分の殻に閉じこもってしまうこともあり得ます。それよりも、他人と自分は違うと理解し、その上で柔軟な感性で対処することが大切なのではないでしょうか。いつも個人で仕事をすることに慣れてしまっている人は、これを機会にチームで仕事をする、ということについても考えてみてはいかがでしょうか。

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