男性のスーツといえば、2つボタンと3つボタンが主流でしたが、最近では色々な種類のスーツが発売されています。
基本的には、ボタンの数が少ない程スマートな印象になり、スタイリッシュな感じが出ます。 ですが、ビジネスシーンでは、3つボタンが一番真面目に見え、誠意が感じられるボタンの数になります。
しかし、3つもあるがゆえに、留め方に迷いが出てしまうのも3つボタンの特徴と言えます。
そこで、3つボタンのスーツの着こなし方に置いて、マナーのあるスーツの着こなしとはどのようなものなのでしょうか。
3つボタンのスーツのボタンの留め方
3つボタンのスーツには、通常より少し上部にボタンが集められた、モッズタイプのものと、普通に均等に真ん中に集められたタイプのものがあります。 ボタンが中央につけられたものは一般的なタイプのもので、ビジネスシーンに向いていますが、モッズタイプのものは少しカジュアル感が出てしまうため、ビジネスシーンには不向きということが言えるでしょう。
ボタンの締め方ですが、3つボタンである場合には、通常は真ん中のみを閉めます。 これは、襟の折り返しの始まりが一番上のボタンにかかっている場合があるためです。 そのような場合は、一番上は閉める必要がなく、中央のみでよいとされます。 また、そうでない場合は、一番上と二番目のボタンを閉めます。 いずれにしても一番下のボタンは開けておくということがマナーです。
一番下のボタンを留めない理由
ところで、3つボタンのスーツの一番下のボタンを留めない理由ですが、通常、一番下のボタンは「飾りボタン」というものであるためです。
現在のシングルスーツの起源には、モーニングスーツが有り、「拝み一つボタン」という形です。
また、それの略服として、ブラックスーツというスーツがあります。 これもシングルボタンの場合は1つボタンになります。
そして、更にその略服の平服が現在のスーツにあたります。 なので、「礼装用では有りません」という意味で飾りボタンを付けたということが起源になります。
一番下のボタンは飾りであるため、普通スーツでは、ボタンとボタン穴がずれているのが見受けられます。
しかし、スーツが仕立てるものだった時代に、実際に留められる飾りボタンのスーツを製造側が作ってしまったため、スーツの一番下のボタンは通常のボタンと同じなのだという誤認も生まれたようです。
▼スーツをかっこよく着こなすためのテクニックをチェック!
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