よく一本調子で眠くなるような話し方をする人がいます。しかし、実際抑揚をつけようと頑張ると逆に伝わらなくなってしまう可能性もあります。日本語には、英語ほど強いアクセントがないのであまり意識して抑揚のある話し方をすることに慣れていません。とはいえ、しっかり伝えるために正しい抑揚のつけ方を覚えて魅力的な話し方をマスターしましょう。
各単語の一文字目を強調
文章は単語のつながりで出来ています。例文で紹介していきます。
「今日は、とても良い天気ですね。」これを細分化していきます。すると、
「今日は / とても / 良い / 天気 / ですね」となります。それぞれの単語の一文字目を強調して発音しましょう。少し話している側からすると大げさと感じるかもしれませんが、聞いている側としてはちょうど良いくらいです。
間をしっかり使う
何も言わない時間も抑揚の一つに入ります。同じようなペースで話されるとどうしても飽きてしまいます。プレゼンなど緊張しやすい場面だと早口になって間を入れず話してしまいがちです。そうしてしまうと、相手は理解するのが難しく感じます。上手い話し方の人は、無意識に間を入れることが出来ますが、いきなり自然と身に付くものではありません。自分で意識して「ちょっと長い間だな」と感じるくらい間を入れて話してみましょう。間を入れるタイミングは、句読点の後がベストです。
抑揚というのは、音程の高低だけではありません。変に音程の高低だけ意識してしまうと相手に伝わりません。以上の点に気をつけながら少し大げさだと思うくらいの話し方をしましょう。そうすることで自然と身に付くはずです。
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