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マナーにあったスーツの上着のカラーリングや柄の選び方

藍原優

2014/01/27(最終更新日:2014/01/27)


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マナーにあったスーツの上着のカラーリングや柄の選び方 1番目の画像
 現在ではスーツにも多様性が広がり、色々なスーツが販売されています。それに加え、上着にもバリエーションが増えてきています。上着は冬場には必須のアイテムです。しかし、ビジネスシーンにおいては、上着の柄も不適切なものがあり、間違ってしまってはマナー違反に繋がってしまうこともあります。そこで、ビジネスシーンに適したスーツの上着の柄とは一体どのようなものなのでしょうか。ここでは、一般マナーに反しないために、ビジネススーツ選びの方法をお話します。

上着にオススメのカラーリング

 スーツの上から上着として使われる、コートの種類には様々なものがあります。たとえば、ステンカラーコートやトレンチコート、Pコートなどが例に挙げられます。また、それらには様々な印象を与える効果があります。トレンチコートはクラシックな印象を与え、Pコートはカジュアルな印象を与える等です。それは、ボタンのかけ方やディティールにもよって違ってくるものです。ですが、少し距離を置いて服装を見た場合には、やはり細かい部分よりも色の面が肝心になってきます。

 そこで、上着にお勧めの色についてお話します。基本的には、スーツの色とコートの色は同色、または同系色であることがお勧めです。同系色であればスタイリッシュにまとまって見えるからです。カラーとしては、ブラックやネイビー、グレーのカラーが好ましいとされます。ブラックの上着は大人っぽく、知的な印象を与えることができます。ネイビーは、黒と比べると重めの印象になりがちですが、どのような服装にも無難に合わせやすいという特色があります。また、定番カラーとも言えると思います。一方、グレーのコートは少しカジュアルで軽い印象を与えます。おしゃれさが加わるため、厳格な場ではマナー違反にあたるかもしれませんので注意が必要です。しかし、春先など、春らしい雰囲気を出すにはぴったりのコートと言えるかもしれません。

柄が派手な上着はビジネスシーンでは控える

 また、上着の柄についてですが、なるべく派手な柄物をビジネスシーンで着ると言うことはやめましょう。あまり派手すぎる柄の付いたものは、相手と会う上で失礼にあたり、また、取引シーンなどで柄物を用いることはマナー違反になります。そのため、上着で個性を出したい場合は、柄物を取り入れるよりも、生地の素材で自分らしさを出す方が好いとされます。例えば、ツイード素材は、生地それ自体が模様に見え、おしゃれな柄に見せることができます。

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