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ビジネスレターを三つ折りにするときのマナー

藍原優

2014/01/27(最終更新日:2014/01/27)


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ビジネスレターを三つ折りにするときのマナー 1番目の画像
 ビジネスでは郵便物を出すシーンがよくあります。社会人にもなると、郵便の差出を依頼されることも多くなります。たかが郵便を出すだけと思うかもしれませんが、 ビジネスの世界では同封する書類の入れ方一つでも受け取る人には大きな影響を与えるのです。キレイに入っていると受け取る人も気持ちいいものです。これが目分量だと、折り目が二重三重となり、見た目もよくないのです。そこでビジネスで簡単に実用できる三つ折りにする方法を説明しますので、これをマスターすればきっと社内での評価もぐっとあがるはずです。

きれいに三つ折りをする方法

 A4用紙2枚と長形3号を準備します。そしてA4用紙1枚を縦置き、1枚を横置きにして重ね合わせてみましょう。はみ出ている部分がありますが、このはみ出し部分がだいたいA4用紙の3分の1弱になりますので、はみ出している部分を折ります。そして残りを半分に折ります。これで三つ折りの完成です。最初に折った辺を内側にし、あとから折る側を外側にするとよりきれいに見えます。それを長形3号入れるとぴったりです。では、複数枚のA4用紙を封筒に入れる場合ですが、同じ幅に折った方が、受け取る側にいい印象を与えます。折ったA4用紙を次のA4用紙の上に重ねて、同じ幅になるように折ります。これを長形3号に入れてみると、同じ幅の三つ折りがきれいに入ります。手紙のマナーとして、宛名が折れないよう気をつけること、また重ね合わせたときに書き出し部分が必ず外側にくることはとても重要なマナーなのです。

封をする時に気を付けたいこと

 そして書類を入れ、封をしますが、ここでも大切なマナーがあります。まずはテープの使用ですが、取引先の会社などでは絶対に使用しないことです。ごく稀にテープを使用している封筒を見かけますが、簡単なDMならばいいのですが、そうでなければ相手に対して失礼になります。そして封じ目には「封」と書きます。「〆」と書く人もいますが、相手がお得意様などでしたら、「封」と書くのが正解です。たかが手紙一つでこんなに覚えることがあるのかという人もいるかも知れませんが、これもマナーなのです。相手が見えないだけに気配りに欠けるところでもありますが、とても重要なのです。

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