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プレゼン資料に起承転結を持たせるには?何が言いたいのかわかるスライドを作るコツ

野口直希

2014/01/27(最終更新日:2014/01/27)


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 言いたいことがハッキリ伝わる、メリハリのある資料はどのように作ればいいでしょうか?プレゼンに起承転結を持たせろというのはよく言われますが、同じようにプレゼン資料にも起承転結を持たせなければなりません。プレゼンの起承転結とは、起(問題定義、概要)承(背景、分析)転(提案内容)結(結論、提案の総括)のことです。スライドにも起承転結を意識させることでプレゼンで伝えたいことが視覚的にも明らかになります。では、起承転結を持ったスライドとはどのようなものでしょうか。

セクションを分け、目次、表紙をつける

 まずは形から入りましょう。「○枚目からは転のスライド」と明確にセクション分けしましょう。自分の中でスライドの起承転結をハッキリと意識するのです。セクション分けができたらそれぞれの一枚目の前に表紙をつけましょう。セクションの移動が観客に視覚的に伝わるようにします。セクションごとにスライドのデザインを変えてもよいかもしれません。また、目次にも起承転結の移り変わりを明示すればそのスライドがどの部分の説明なのかよくわかります。

各セクション内にも起承転結を入れる

 スライドを起承転結に分類しても、まだ何を説明しているのかわかりづらいこともあるかと思います。その場合は、各セクション内をさらに起承転結に分類してみましょう。特に内容が多くなりがちな承と転にお勧めです。

 例えば承なら、まずは承でいうことの概要を伝え(起)、その背景に着目した理由を話し(承)、承のパートの内容を話して(転)、最後に承のパートでわかったことをまとめる(結)というようにです。これでそれぞれのパート内にもメリハリができて、伝えたいことがハッキリするはずです。


 これらの作業をすることでそれぞれのスライドで何を言いたいかがはっきりしてくるはずです。一枚一枚のスライドの目的が明赤になれば無駄がなくなり、見やすい資料が出来上がります。プレゼンだけでなく、スライドを作るときにも起承転結を意識してみてはいかがでしょうか。



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