人前で話すときのコツにはどのようなものがあるのでしょうか?一対一での対話と大勢の人に向けてスピーチするのでは案外求められるものが異なります。今回は人前で話すときにぜひ注意しておきたい話し方のコツを紹介します。
視線は後ろの観客に
人前で話すときには全員にきちんと声が聞こえるように注意しなくてはなりません。原稿を読むのに夢中になって後ろの人が聞き取れない声で話していては何の意味もないのです。
その対策として、目線は観客の後ろの方の人に向けておくとよいでしょう。これなら自然に顔が上向きになるため声が聞こえにくくなることもありません。また、一番声が聞こえにくい後ろに人の反応を見ながら話ができるので、すぐに状況に即した対応ができるのです。
質問してみる
一対一の会話に比べて、人前でのスピーチはどうしても聴き手を退屈させてしまいます。ですので、時に観客に質問を投げかけて目を覚ましてあげるのも有効です。
質問をするときは予め答えられる質問をするのかどうか、どんな人に質問をするのか、を考えておきましょう。例えば、その場で一番偉い人に答えられない質問をして恥をかかせるわけにはいきません。相手に沿った質問をすることが大切です。相手の反応が予想できるような質問をして、すぐにそこから自分の話に引き込めるよう練習しておきましょう。
上手に人前で話をするためには場数を踏むことが大切です。経験を積むことが一番の上達の近道かもしれません。
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