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プレゼンは最初が肝心!プレゼン冒頭で観客を惹きつけるつかみとは?

Takeshi Sugiuchi

2014/01/26(最終更新日:2014/01/26)


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プレゼンは最初が肝心!プレゼン冒頭で観客を惹きつけるつかみとは? 1番目の画像


 あなたがプレゼンの観客側の立場ならば、「プレゼンを聞くことが楽しい!わくわくする!」と思うことは、恐らく少ないでしょう。一般的に、プレゼンの観客は、積極的に・喜んでプレゼンを聞くことは稀です。その理由は、「相手が言いたいことばかり話してつまらない」「時間が長いと退屈する」といったものでしょう。さらに、積極的に聞こうと思っている観客であっても、携帯電話や携帯メールが入れば、そちらに注意が向かってしまうものです。様々な妨害・誘惑があることを前提に、観客にプレゼンを最後まで聞いてもらうためには、プレゼンの冒頭で、観客を惹きつけるつかみが重要です。これが成功すれば、プレゼンの半分は成功したといってもよいでしょう。

自己紹介や時事ネタで場を和ませる

 自己紹介では、自分の名前を必ず紹介します。そこで、自分の名前が特徴的なものであれば、それを紹介してもよいでしょう。例えば、時事ネタであれば「セリエA本田選手のプレゼン会見のような、堂々としたプレゼンはできませんが・・・」であったり、名前が特徴的なものであれば、「私の名字は●●です。全国で数軒しかない名字です。皆さんが今後同じ名字を見ることがあれば、私の親戚の確率が高いでしょう」であったり、プレゼンの開催場所が自分の出身地であれば、「私は生まれも育ちも福岡の人間です」といったものです。

導入部で先に目的や重要性を伝える

 プレゼンは、導入部・本体・結論の3部から構成されます。プレゼンの導入部において、目的・重要性・本体以降の展開予告を簡潔に伝えます。その理由は、プレゼンの観客にとっての懸念点の一つとしてある、「どういった流れでプレゼンが展開していくのかが読めない」というものを解消するためです。例えば、相手の事務コスト削減に役立つ、PCソフトパッケージの営業プレゼンであれば、以下のようなものです。目的は、弊社のPCソフト「●●」導入を提案すること。重要性はこのPCソフト導入により、御社の事務コストを20%削減することができ、事務効率化を進めている御社の取り組みに貢献できること。展開予告は、今回のプレゼンテーションで、御社の事務コストをどのように20%削減できるかの根拠を示すというようなものが挙げられます。     


 相手にとって聞くメリットがあると思わせることができれば、プレゼンのつかみとしては十分です。プレゼンの冒頭では、相手の緊張をほぐしつつ、プレゼンの流れを簡潔に伝えるというスタンスが重要です。

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