「社会人になったから、腕時計を買いたいけどどんな腕時計がいいのだろう……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
本記事では、ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶ5つのポイント・マナーやおすすめの時計などをご紹介します。
新しく時計を買う必要がある人はぜひ参考にしてください。
- ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶ5つのポイント
- おすすめの腕時計の形
- 新卒におすすめしたい腕時計ブランド
ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶ5つのポイント
「スマホがあるから時計をしなくてもいいや」と思っている社会人もいるのではないでしょうか。
しかし、社会人になると、スマホを使うことが禁じられている場所に行く場合もあります。また、「今何時?」と聞かれた際に、スマホを取り出して時間を見るのはスマートではないでしょう。
腕時計は、社会人にとっての必須アイテムです。
以下では、ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶ5つのポイントをご紹介します。これから腕時計を選ぶ人は、ぜひ参考にしてください。
ポイント1.デジタルではなくアナログのものを選ぶ
ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶための1つ目のポイントは、デジタルではなくアナログのものを選ぶことです。
デジタルの時計は、アナログの時計に比べると、カジュアルな印象を与える可能性があります。腕時計をつけて相手になるべく好印象を与えるためにも、アナログの時計を選ぶことをおすすめします。
「どうしてもデジタルの腕時計を選びたい」という場合は、デザインがシックなものを選ぶなどして、なるべくTPOにあうような腕時計を選ぶようにしましょう。
ポイント2.スーツや小物の価格に合った価格のものを選ぶ
ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶための2つ目のポイントは、スーツや小物の価格に合った価格の腕時計を選ぶことです。
「腕時計は一生ものっていうから奮発していいものを買おう」と思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、腕時計は100万円のものなのに、スーツやネクタイは1万円前後のものだと、スーツも腕時計も悪目立ちしてしまいます。また、逆に高いスーツやネクタイでかっこよくきめているのに、腕時計は1000円程度のものだと、ちぐはぐな感じがしてしまいます。
大切なことは、全体的に統一感を出すことです。背伸びしていいものを買おうとする気持ちはわかります。しかし、腕時計やスーツ、ネクタイなどが悪目立ちをしないように価格があまりにも離れすぎないようにしましょう。
ポイント3.革か金属のベルトを選ぶのが基本
ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶための3つ目のポイントは、革か金属のベルトを選ぶことです。
時計のベルト部分は、時計の印象を大きく変える大切なパーツです。そのため、ビジネスシーンで使うためには、フォーマルに見える革か金属のベルトのものを選びましょう。
また、見た目にこだわりながらも、ベルトを考える際は利便性も考慮に入れましょう。
「金属のベルトにしたいけど、毎日つけるには重たそうだな」と思っている人には、「チタン」の金属ベルトがおすすめです。チタンは、軽いので重さをあまり気にしなくてもよくなります。また、金属アレルギーが起こりにくい金属です。値段がステンレスよりも高くなりますが、長く使う時計だからこそチタン製の金属ベルトをおすすめします。
「金属製のものよりも、もっと重さが少ないほうがいい」「金属アレルギーだからなるべく金属は避けたい」という人もいるのではないでしょうか。そういう人には、「革ベルト」がおすすめです。
革ベルトは、金属製のものよりも軽いものが多くあります。また、革ベルトは金属ベルトよりもたくさんの商品があるので、気にいるものが見つかりやすいのも特徴です。
革ベルトは、一般的に金属ベルトよりも安く、手が出しやすい商品です。
フォーマルに見せるためにも、革か金属のベルトを選んでみてはいかがでしょうか。
ポイント4.革のベルトは他の革小物の色と合わせる
ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶための4つ目のポイントは、革のベルトは他の革小物の色と合わせることです。
時計のベルトは茶色、ベルトは黒のように他の革小物との色が合っていないと、統一感がなく、ちくちぐはぐな印象を与える可能性があります。
時計の革のベルトを選ぶ際は、他の革小物の色をチャックしてから選びましょう。
また、時計の革のベルトは変えられるので、他の小物との兼ね合いでベルトの色を変えるとおしゃれな印象を与えられます。
ポイント5.派手すぎる、主張が強すぎるデザインは避ける
ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計を選ぶための5つ目のポイントは、派手すぎる、主張が強すぎるデザインは避けることです。
「せっかく時計をつけるならかっこいいものを選びたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。かっこよさを重視して、派手なものや奇抜なものを選んでしまわないように注意が必要です。
ビジネスシーンで使うための時計には、目立ちすぎる時計はふさわしくありません。派手なものや主張が強いもので時計を楽しみたい人は、休みの日に付けることをおすすめします。
腕時計の形はどんなものがおすすめ?
フォーマルなシーンで使う腕時計の選び方をご紹介しました。上記のポイントを守って腕時計を選ぶことをおすすめします。
また、腕時計を選ぶときには、腕時計の形にも気を配ることが大切です。以下では、腕時計の形別の特徴について詳しくご紹介します。
スタンダードなものを選ぶなら「ラウンド」がおすすめ
「シンプルで、とにかく普通のものが好き」という人は、「ラウンド型」がおすすめです。
ラウンド型とは、腕時計の形が円形のものです。
ラウンド型は、最も一般的な時計の形なので、どんな腕時計にすればいいのかわからないという人におすすめの時計です。
知的な印象を与えたいなら「トノー・スクエア」がおすすめ
「相手に知的な印象を与えたい」と思っている人は、「トノー型」「スクエア型」がおすすめです。
トノー型とは、腕時計の形が「樽型」をしているものです。また、スクエア型とは、腕時計の形が正方形のものです。
どちらも、ラウンドにはない「角」があり、ラウンド型よりも細長いところが特徴です。時計自体がスリムなので、知的な印象を与えてくれます。
「トノー型」と「スクエア型」の違いは、丸みがあるかないかです。スクエア型は角ばっているのに対し、トノー型は角が丸みを帯びています。
スタイリッシュな印象を与えたい人は「スクエア型」。柔らかい印象を与えたい人は「トノー型」を選んでみてはいかがでしょうか。
スタイリッシュな印象を与えるなら「レクタンギュラー」も一案
相手にスタイリッシュな印象を与えたいと思っている人は、「レクタンギュラー型」がおすすめです。
レクタンギュラー型とは、腕時計の形が長方形のものです。スクエア型よりも細身でよりスタイリッシュな印象を持っています。
レクタンギュラー型の時計は、豪華できらびやかなデザインのものが多くあります。パーティーのような華やかな場に身につけるのにおすすめです。
ビジネスシーンで使うために、レクタンギュラー型の時計を選ぶ際には、華やかになりすぎないように気をつけましょう。
36~40mmのサイズで、薄めのものを選ぶ
時計の形を選んだ後は、時計の「ケースサイズ」も意識しましょう。
ケースサイズとは、時計の厚さのことです。分厚いケースの場合は、時計がスーツの袖口に収まりません。そのため、時計が悪目立ちする可能性があります。
時計を選ぶ際には、ケースサイズが「36~40mm」のもので、薄めの時計を選ぶことをおすすめします。
薄めの時計だとスーツの袖口に収まり、スタイリッシュに時計が見えるでしょう。
新卒の腕時計でおすすめのブランド
「時計のベルトも形も種類が多すぎて何を選んだらいいのかわからない……」という人もいるのではないでしょうか。
時計選びに悩んでいる人は、好きなブランドのものから自分に合ったものがないか探してみることがおすすめです。
好きなブランドがない人は、以下の腕時計ブランドの時計を見てみてはいかがでしょうか。
以下では、新卒の腕時計でおすすめのブランドをご紹介します。
1つ目のおすすめブランドは「セイコー」です。名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。日本を代表する時計メーカーであるセイコーの時計は、コストパフォーマンスがよくデザインもスタイリッシュです。
2つ目のおすすめブランドは「ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)」です。ダニエル・ウェリントンは、シンプルでおしゃれでありながらも手を出しやすい値段のものが多くあります。「高すぎる時計を買うのはちょっと……」と思っている人におすすめです。
ビジネスシーンでも自信を持って使える1本を選ぼう
- 時計は、デジタルではなくアナログのものを選ぶ
- 革か金属のベルトを選ぶのが基本
- 腕時計の形や厚さにもこだわって選ぼう
本記事では、ビジネスシーンで使うフォーマルな腕時計の選び方について詳しくご紹介しました。
たくさんあって選ぶのが難しく感じる場合は、相手に与えたい印象や、自分がほしい時計の特徴を具体的に考えてから選ぶことをおすすめします。
本記事を参考に、ビジネスシーンに合ったフォーマルな腕時計を探してみてはいかがでしょうか。
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