訪問営業を終えて作成する日報。その書き方ひとつで、上司からの評価は大きく変わります。たとえ同じような内容に見えても、印象はだいぶ変わります。上司がチェックするポイントさえ押さえることができれば、あなたの評価が上がると同時に、今後の営業活動において良い結果に結びつきます。つまり日報の書き方によってあなた自身の営業成績も大きく変わってくるということです。
押さえておくべきポイントは3つ
日報には、これだけは絶対に書いておきたい項目があります。そこを上司はチェックするわけです。そこがきちんと書かれているなら、あなたに対する期待度が上がります。まず最初は、当たり前の事ですが訪問先でどのような感触を得たかです。手応えはあったのか、無かったのか。どうアプローチしてどのような対応だったのか。いわゆる結果報告ですね。
そして大事なのは、次の訪問はいつを予定しているのか。一度断られたからといって、そこで終わりにしてはいけません。それではただの御用聞きです。大事なのは、あまり良い感触がなかったならばそこで結論を急がずに次の訪問につなげるようにすることです。その内容も日報に書いておきます。
ネックは何かを自分なりに考える
二つ目として、よい感触が得られなかったとしたなら、何が原因なのかを書いておかなければなりません。それを見て上司は必要とあればアドバイスをするからです。上司はただの報告を求めているわけではありません。いかに成果につなげるのか、そのヒントとなるものを日報から読み取ろうとするのです。なので、そのための情報は余すことなく、どんな些細な事でも書いておく必要があります。自分の判断で取捨選択しないことが大切です。
自分なりのこれからのアプローチを考えて書き込む
三つ目としてここからが、上司の評価をどう上げるかの大事なポイントです。そして同時に、その交渉が成果に結びつくかどうかの分かれ目になります。二つ目に書いた内容から、そのネックを取り除くためにどうしたら良いのか、あるいは訪問先のメリットをいかに上手く伝えるか、あるいはまだ知り得ていない訪問先が感じている問題点をどのように引き出すか、それを自分なりに考えて日報に書きます。
ここでは、いかに上手く書くかを気にする必要はありません。とにかく思いつくことを書くのです。上司はそこにも、これからのアプローチの手段を見出そうとしますし、そのための情報を書き込んでいるあなたを高く評価します。あなたの成果そのものとは別に、可能性を評価するのです。営業日報は単なる報告書ではありません。明日につなげる計画書であり、その内容を評価されるのです。
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