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営業電話の件数を効率よく増やす3つのコツ

Shingo Hirono

2014/01/25(最終更新日:2014/01/25)


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  営業のお仕事をされている方でしたら、見込み客や既存の顧客に営業電話をかける上で「もっと短時間で電話を数多くかけられたらなあ・・・」と何度も考えられた方はいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時は下記の3つのポイントをご参考に一度ご自身やチームのワークフローを見直してみると、ひとつの解決につながるかもしれません。3つのポイントとは「営業電話をかける時間を確保する」「チームワークで工夫する」「マニュアルの見直しをする」です。

1. 営業電話をかける時間を確保する

 件数を増やす為には、まずしっかり営業電話をかける時間を確保したいところです。これは至極当然のことと思われる方もいらっしゃると思いますが、それでももう一度この視点から現在のワークフローを見直してみることは価値のあることです。

・毎週1時間ずつかかっている会議を、半分の30分に短縮できませんか?
・本当は必要のないと思っているルーチンワーク、でも誰もそれを指摘しないのでそのまま全員がやってしまっているなんてこと、ありませんか?
・情報を収集しまとめてから全員に配布してくれるようなタスクを誰かにお願いすれば、チーム全体としての時間が短縮できるなんてケース、ないでしょうか?
・あなたがやる必要のないタスクを、抱えたままお仕事されたりしていませんか?

 上記はあくまで例に過ぎませんが、無駄だと思う会議、無駄だと思うルーチンワーク、効率化できるはずの情報収集、部下や同僚にお願いできるのに自分で余計に抱えてしまっているタスク等、もしあれば改善することで営業電話にかける時間が確保でき、結果として件数も増やせるはずです。

2. チームワークで工夫する

 チームワークで営業電話の件数を増やす工夫をする。これも当然、しかし得てして当然のことが実行されているかどうかの実行力についてどうかと問われれば言葉に詰まってしまう方も多いのではないでしょうか?ランダムに会社を洗い出してひたすら電話をかけていく、というスタイルも大切です。ですが、時にはランダムだけではなくチーム内で適材適所の人材を選定し、それぞれの得意分野のジャンルに属する顧客を割り振った上で営業電話をこなしていくことも工夫の余地があるところです。

 営業の成功率増加にもつながりますし、特定のジャンルの顧客との営業電話経験が増えていくことで、一件あたりの営業電話を効率的に進められるようになっていきます。例えば旅行代理店であれば、ホテル専門、小さな旅館専門、温泉施設専門、さらにまだまだ細分化した営業電話の区分けもできますし、また新規顧客専門、既存顧客専門等の区分けもできるでしょう。

3. マニュアルの見直しをする

 上記に書いたような時間の確保やチームワークの工夫も含め、あなたの会社に蓄積された情報がもし整理されていないのであれば、マニュアルを作成することをお勧めします。動画ベースのマニュアルがあれば、文字ベースのマニュアルよりも直感的に理解しやすく、マニュアルに沿った営業電話のかけかたを全社員・スタッフに周知徹底させやすいはずです。既にマニュアルの用意されている会社で勤めていらっしゃる方には当然のことなのですが、整備されていない会社はまだまだ意外と多いものです。

 また、既存のマニュアルのある会社であっても、見直すべき部分や追加すべき新しい手法などを採り入れる余地はあるかもしれません。余力があれば、ぜひマニュアルの見直しを図ってみましょう。


 以上、営業電話の件数を効率的に増やす3ポイントのコツ、いかがだったでしょうか?あなたの仕事環境によって当てはまらないコツもあるかと思いますが、工夫の余地を探して改善を試みるという姿勢があれば成果につながっていくと信じて、ぜひチャレンジしてみてください。

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