パワーポイントには元から背景テンプレートが備わっています。しかし、テンプレートをそのまま使用すると、プレゼンにおいて不具合が生じたり、イメージに合わなかったりすることがあります。あるいは、他の方の行うスライドのデザインと被ってしまう可能性もあります。以下ではパワーポイントでデザインのテンプレートを編集する手順を紹介していきます。
デザインテンプレートの編集
①『標準』ツールバーの新規作成をクリックします。
②『書式設定』の『デザイン』ボタンをクリックし、『スライドのデザイン』作業ウィンドウで変更するテンプレートをクリックします。
③『表示』メニューの『マスタ』をポイント、『スライドマスタ』をクリックします。
④スライドマスタを変更します。
⑤『ファイル』メニューの『名前を付けて保存』をクリックします。
⑥『ファイルの種類』ボックスの『デザインテンプレート』をクリックします。
⑦『ファイル名』ボックスにテンプレート名を入力します。
⑧『保存』をクリックします。これでデザインテンプレートの変更が完了します。
背景テンプレートを編集する上での色彩のポイント
テンプレートデザインは、3種類の色を用いる事で統一感ができ、まとまりのあるデザイン表現が可能です。その3種類の考え方としては、ベースカラーとメインカラー、アクセントカラーに分けるという方法があります。
カラーの比率はベースカラーを70%、メインカラーを25%、そしてアクセントカラーを5%用いることで、バランスよく仕上がります。また、ベースカラーを背景、メインカラーを通常の文字、アクセントカラーは重要個所など、使い訳をすることでよりよいページ構成が可能になります。
背景に画像を用いる場合
パワーポイントでは背景に画像を用いることも可能です。設定する方法は、以下の通りになります。
①『書式設定』の『デザイン』ボタンをクリックし『背景の書式設定』をクリック、『塗りつぶし』から『塗りつぶし(図ままはテクスチャ)』を選択します。
②テクスチャから任意のテクスチャを選択後、『すべてに適用』ボタンをクリックします。背景にさりげないテクスチャを加えることで、シンプルでありながらもディティールを表現することができ、独自の個性を発揮することができます。また、ただ単に背景の塗りつぶしするよりも、面白みが出る場合があります。スライドの扉などに使用するとスライドがぐっとよくなることも考えられます。
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